■ 漫画のおかしな野球描写特集 | |
分かり易く解説 野球は国民的スポーツで漫画で描かれる事も多いが、作者が野球にそこまで詳しくなかったり編集のミスで笑えるシーンが多くネットでは定期的にネタにされます。野球に詳しく無い人も多いので、分かり易く解説と擁護を入れて行きます。 ※ギャグ漫画(アストロ球団など)を除く □ ルール勘違い系 送りバントのサインを無視しホームランを打つも監督から怒られ干されると言うのは、昔からあるチームプレイの大切さを伝える有名な話ですが 9回裏に3点差で負けている場面、満塁で送りバントの指示を出す 狂ってる監督です 1点差で「スクイズ」なら分かる話ですが… 「ずっと好きでいて」 作者/むちゃ R指定 「無能」と言うが、打率.242 長打率0.790と OPS1.032 以上の超優秀打者 ※ OPSとは打者を評価する指標で出塁率と長打率を足し合わした物.900以上が素晴らしいとされる 「MAJOR」 作者/満田拓也 週刊少年サンデー 9回裏押し出しでも甲子園行きが決まる → 9回同点なのに試合終了で敗退 1コマ目右打席に入っているように見えるが手が逆、2コマ目左打席に入っている 「軍鶏」 原作/橋本以蔵・漫画/たなか亜希夫 イブニング □ 八百長・死体蹴り系 9回の裏攻撃するチャンスをあげて!! 「お願い!チアガール」 作者/つかこ R指定 9回表終了時に7対1で勝ってるにも関わらず 9回裏に死体蹴りをし更に2点取る 練習試合ならあるとの事ですが「敗退」と書かれてるので「地方大会予選」のようだ 「不明」 作者/不明 □ 左右逆系 右打者が左打席に立っている そのスイングで打ったのなら打者の外側に大きく外れたボールを打ったことになる レフト6人体勢に見えるが、これはベンチ入りできない部員か他の部活がランニングしていると思われる ファーストライナーをサードがキャッチ 左打者が引っ張りライト(ファースト)方向にライナーを打つもサードが左(逆方向)に飛ぶ キャッチ後、背景の効果線が「ポール」に見えサードがファーストでキャッチしているように見える 「湯神くんには友達がいない」 作者/佐倉準 週刊少年サンデー □ 誤植系 一瞬見ただけでは違和感に気が付きませんが、 一・二・遊 間 に飛んでいます…ボールが半分に割れたのでしょうか? 「一二塁間」「二遊間」誤植にしても絵を見る限り 三遊間 ですよね? 「ダイヤのA 」 作者/寺嶋裕二 週刊少年マガジン ピッチャーフライで三振 ファールチップで三振という事はありますが、絵を見る限りピッチャーマウンドまで飛んでいます □ オマケ(アニメ・ゲーム) 四角い球場 陸上競技場で試合を行ってる、実際にメジャーに四角い球場があるなど擁護はありますが わざわざ「もしドラ」で分かり難い描写を描く意味もありませんので作画ミス濃厚 「もしドラ」 原作/岩崎夏海 NHKアニメ 思い出ダイビング ショートフライを転倒し落球→レフトがダイビングキャッチ→アウト 「もしドラ」 原作/岩崎夏海 NHKアニメ キャッチャー→ライト→サードでゲッツー成立 ネットでは実際に出来ると何パターンか提示されていますが、エラーや内野5人体勢で実況が2-9-5のダブルプレーと言うのだろうか?
実はこれゲーム内でちゃんと突っ込みが入るらしい スタンドのスコアボードの位置から考えレフト前ヒットなのにドラえもんは 逆走 している。好意的に考えれば二塁ランナーのドラえもんがレフトライナーで飛び出し慌てて帰塁だが、子供向けの下敷きで分かり難い描写をするとは思えないのでミスか。 レトロ玩具・ビンテージグッズ通信販売 【ノスタルジック・ヒーローズ】 http://www.nostalgic-heroes.com/product/5938 |