伝説の和風ホラーPS2版「零」三部作、第一作目。シリーズで一番難易度が高い
はじめに
クリアまで40日、リスタートは300回以上致しました。状態が” 非常に良い ”レア商品を取り寄せたので、説明書を汚さないため未読。ストーリーを楽しみたいので攻略サイトは封印。PCの設定をミスし前半は敵が見えない状態で戦うセルフハード。中盤からはノーダメ縛りで遊んだ影響です。
推理サスペンスのようなストーリー構成
第一夜は、行方不明となった作家「高峰」達の手帳から足取りを摑む。第二夜は、昔引越してきた「宗方」一家の日記から家族に何が起きたのか、” 目隠し鬼の儀式 ”とは何なのかを解明していく。第三夜は、この屋敷を建造した「氷室家」は何を行っていたのか、” 裂き縄の儀式 ”とは何なのかを解明していく。
プレイヤー達を混乱させた描写
ホラー的な怖さは然程無く、敵が強く(戦闘が高難易度で)遭遇したくない怖さがある。ストーリーは複雑で難しいが、幼女「深紅」が「八重」の首吊り自殺を発見してしまい「お母さん!!」と叫ぶ回想は、プレイヤー達を混乱させるだけでした。実際は生まれる前で会ったことも無い曽祖母。神隠しに遭った「美琴(祖母)」も帰還前と思われ、誰視点なのか分からない。この描写のせいで時系列や血縁関係を混乱させました。
シリーズ最高難易度と言われる要因
ノーヒント
基本謎解きはかなり親切で、過保護すぎる事が多い。扉の隣に鍵が置いてある事も多々ある。正し古いゲームだけあり、ノーヒントで難しすぎる場面が3箇所あった。攻略無しでは2時間要しました。温度差が激しい。
少ない回復アイテム
中盤まで進めたところで、このゲームは回復アイテムが少なく「鏡石(復活)」、「御神酒(完全回復)」、「万葉丸(3割回復)」の順で使っていかないと詰むと聞き、終盤まで” ダメージを受けたら即リセット ”縛りをする事になった。
探索ゲームで” ランダムエンカウント ”は合わない。数少ない回復アイテムやフィルムを探しに行くと逆に消費してしまう。ちなみに静止中でも出ます。
戦闘難易度が高い要因
こちらが先に攻撃し効果音やエフェクトが出ているのに関わらずキャンセルされ、敵の攻撃が優先される事が多々ありストレスにもなります。体感で1秒早く攻撃しないと駄目です。中盤から後半にかけて敵の強さと出現頻度は異常。正し終盤は極端に弱くなり一撃で倒せる事もある。ラスボスの「霧絵」は最初の敵「緒方浩二」より弱い。
ストーリー | ★★★★☆ | 難易度 | ★★★★☆ |
画質 | ★★☆☆☆ | 操作性 | ★★☆☆☆ |
感動 | ★★★☆☆ | 恐怖 | ★★★☆☆ |