「みなみ」は復讐を依頼する。先生に慰み者にされ自殺した親友「佳乃」と「彩」。彼女の悪霊達が先生を追い込む。
あの子の正体
謎のメッセージは、「春樹先生」を殺害してくれる勧誘で間違い無さそうです。無視する「みなみ」。相手の反応が可愛く悪意は感じられない。先生を呼び出すがSNSの履歴が生々しい。
西村彩
「守屋」が” 隠し事 ”を疑っていたのは、今回「みなみ」と判明しましたが、あっさり話す。” あの子 ”の正体もあっさり判明。” 西村彩 ”「みなみ」「佳乃」の三人友達だったとのこと。そしてトイレで” 自殺 ”した。何故「守屋」は同級生なのに、そんな大事件を知らない?
「彩」も先生に酷いことをされていたと「みなみ」が教えてくれました。これが” 自殺 ”の原因か?
隠れて依頼し「みなみ」も死亡するバッドエンドを心配しましたが、直ぐ「守屋」に見せてしまい拍子抜け。” 隠し事 ”も即答するし、メッセージ主が「彩」だと即判明するし、物語を畳み始めている感じを受けます。
女子トイレ
女子トイレなので「守屋」は省かれ女子だけのパーティ。再び実写。洗面台の下に子供。鏡を拭くと女性の顔。血の水。左の鏡に手形と立て続けに怪奇現象が起こる。このゲームで唯一怖い場面。
真相
要約すると、「彩」は「春樹先生」の毒牙に掛かりHな写真を撮られる。脅され毎日相手をさせられていた。喧嘩した影響で「みなみ」には相談できず。男性恐怖症となり自殺したようだ。ここだけ絵柄に違和感。小説版の挿絵とは別人が描いたのだろうか?
増幅器
「彩」は「春樹先生」を恨んでおり” こっくりさん ”にも同席していた。「彩」が増幅器となり「佳乃」が死ぬ要因となったようだ。間接的に親友を殺した訳か。
春樹先生
「みなみ」に呼び出された「春樹先生」。問い詰める「みなみ」。先生の顔に靄が掛かっているのは「彩」の仕業(呪)か?開き直り全て白状する先生。証拠としてスマホで録音している気がします。
「彩」は「みなみ」と喧嘩し泣いているところを女子トイレで慰められたようだ。その時に写真を撮られ脅された。
最終分岐
この後に重要な分岐があると注意を促しセーブが入る。タイトル画面のコメントでバッドエンドがあることは承知しており、クリア目前のようです。
BADEND
普通なら復讐は何も生み出さないと止めるが、小説版の主人公達は推奨してくる。” やっぱり呼び出さない ”はBADENDを見られそうですね。
「みなみ」は「春樹先生」とよりを戻す。臆病風に吹かれた先生に駆け落ちの約束すら破られ、校舎の屋上から二人の後を追い飛び降りた。何で「彩」だけ顔が無いのでしょう。
トゥルーエンド
今回は” こっくりさん ”を使わず。
間違えたら” GAMEOVER ”直行だと思うので慎重に。
※ 後日動画をみるとドラクエ式のループでした
霊の気配を待て
上から順に全ての話題を振るも反応無し。マウスで背後を振り返ると” ロザリアの柩 ”から瘴気らしき物が漂う。
今からそっちに行くね
着信が入る。悪霊「彩」は声が可愛すぎて怖くない。
復讐依頼
会話の選択を最初からやり直しさせられる。このゲームは同じ操作や会話を繰り返しやらせ時間稼ぎをするのが面倒。一語一句違わず同じ会話をするので、先程の回想を「彩」視点で見せているのか、問い直してるのか分かり難い。
前回「佳乃」が最後に放った言葉「お願いね、みなみ。」は予想通り復讐依頼でした。殺害を命令するよう詰め寄ってくる。一般作品なら復讐は破滅ですが「地獄少女」のような作品なのでしょうか?
「みなみ」は、名前も言葉も悪霊と同じ赤色に染まっていく。
今すぐあいつを殺してッ!!
名言
残業に愚痴をこぼす「春樹先生」。着信(文字は無くボイス)。内容にそぐわない可愛い声、何度も聞いてられる。
わたしが先生のこと殺して上げる。絶対に殺してやる
三人集合時に顔を隠していたのは、復讐時にインパクトを与えるためか良く出来ています。以下の台詞回しは上手いですね。惚れ惚れします。
せんせい、わたしのこと、いまもまだ、すき?
そっかぁ……
わたしとおなじ、だね
逃げ出す先生。「佳乃」も参戦と熱い展開。
復讐
赤文字「みなみ」も参戦。「彩」が重なって見えるが「彩」の擬態か?交霊会中は部屋から出てはいけない決まりがあり「みなみ」は教室に居るはず。
ビニール傘が股間に刺さり去勢される。20人弱の女生徒に手を出し2名自殺させている性犯罪者ですから当然の結果。殺すのでは無く相当の罰を与えるのが面白いですね。ギャグ漫画のような挿絵ですが。
誰に話しかけても直エンディング。
エピローグ
「春樹先生」は行方不明になり解雇されるとのこと。「みなみ」の時は死体が残ったが何故消失したのだろうか?生きており雲隠れしたのか?遅番の先生が手足が出ている” 箱 ”を見掛けたらしい。なるほど、先程の台詞は先生ですね。” 箱 ”に引き寄せられ食われたと。” ロザリアの柩 ”の役割なのだろうか?傘で刺したのが「みなみ」だとすると、証拠隠滅で死体を処分する必要がありますからね。” ロザリア・サークル ”は「必殺仕事人」か。
レビュー
流石プロの小説が原作だけありストーリーに引き込まれ面白い。ゲームは即興で作ったのか遊べる部分が少ない。本来は「みなみ」が隠し事をし一悶着あってからと思われますが、あっさり解決。専門用語、登場人物の紹介が多く小説「霊感少女は箱の中」のPVとして作られた印象。『起承→結』の流れ。
【電撃文庫】霊感少女は箱の中~彼女の想いは箱の中~ – ゲームアツマール
https://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm3994