プレイヤー視点で丁寧な作り。程よい難易度で快適に遊べます。「青鬼」のパロ多し。
飢霊鬼 パラノーマルライブ
作者:ディープ すき焼き 氏
https://www.freem.ne.jp/win/game/30855
タイトル画面。著作情報の改行が雑なのはホラー表現の一環だろうか?作品にはAI画像が使用されているとのこと。
キャラ配置と性格が「青鬼」感。Youtuber達が処刑場の跡地に建てられた洋館に来た。主人公「ヒロシ」は扉を開ける道具を探しに行かされる。
機械音と画面の数字をオルゴールに合わせる。音感が無く「ソーサリアン(MD)」の風音をクリア出来なかった経験があり苦手。” 3213 ”
「じょうぶな板」を入手したが、装備しないと使えない。絵画を押す順番に悩む。プレートの文中に数字が書かれているのか?時系列順に押すのか?左から押して行くと普通に宝箱が開いた。中には「錆びた鍵」。やり直しましたが、順番は関係無いようです。
鍵を持って戻ると先程とは別世界” 錆び付いた廊下 ”に出た。敵のデザイン素敵ですね。下に回避ポイントが設置されておりプレイヤー思いの丁寧な作り。初見で回避。
光の鍵
ライトのボタン選択はデフォルトが「押さない」になっているのが厄介ですね。何度も押し間違えました。
ライトの色は変化する
” 1は 赤→青 2は 緑→赤 3は 緑 ”
これをヒントの数式に当てはめると
” 緑→(赤→青)→(緑→赤)→緑 ”
初めて体験する謎解きのタイプです。中には「ショーケースの鍵」。
間違い探し
間違い探し、鏡部屋ですね。左右どちらの部屋が基準か書かれてないのが厄介。
これは難しい。左右同時に見られないので暗記するしか無い。人形に目が行きがちですが、まさか木材とは。
血染めの部屋。難易度が高すぎ断念しスクショで見比べました。
ここら辺は、「Ib」や「魔女の家」のオマージュでしょうか??「金の鍵」を入手。
ぬいぐるみの動きが随分遅いと思ったら” 鍵は装備しないと使えない ”ことを忘れていました。迂闊。初” GAMEOVER ”。装備する時間をくれたようです。
「チャラ夫」の彼女「ギャル子」が襲われている。「青鬼」で見た展開。ラストランか?そして収益化を目指す「チャラ夫」も死亡フラグを建てる。
4つの「レバー」を上げると扉が開くと思われます。敵は遅く判定も狭いので余裕がある。問題は上下に扉があること。エンド分岐だろうか?
上の扉に入ると「配電盤の鍵」が手に入った。スクショを撮っている間に全ての人形が動き出し死亡。ここは長いので、「鍵」入手後にセーブに戻った方が良さそうだ。
下の通路を進むのに「配電盤の鍵」が必要でした。順調。この扉はオブジェで左側に迂回路がある。再び死亡フラグ。時間制限で敵を消化器で殴り、ヒロインを助けるイベントかと身構えたが自動で殴った、「チャラ夫」の方を。一応” サービスシーン ”あり。
最難関 溶解液までの道筋
同時に3部屋で3つの謎解きが出現し順番に戸惑う。まずは蝋人形の背中を押し焼却炉で燃やすと「ライター」を入手。続いて絵画を「アルコール」→「ライター」で燃やすと「鳥籠」が開き「化学薬品調合書」を入手。
薬品は左から” 水=2、CA=1、CB=4、CV=6、CN=5 ”が用意されている。
目標は「溶解液」に必要で存在しない” 12 ”を作ること。
- CA+水=3
- 3+CB=7
- 7+CN=12
- 12+CV=18(溶解液)
一過程ずつ薬品を装備するのが面倒。基本システムとは言えどうにかならなかった物か。「溶解液」で手の銅像を溶かし「配電盤の鍵」を入手。
逃走中の「たけし(日火利)」と合流。まだ続く。30分のゲームと書かれているが結構長い(2時間越え)。敵の動きは規則的でスローと抜けるのは簡単。「たけし」は「ギャル子」の首が乗った石像に押し潰された。
チャラ夫に取り憑いた佐納開智の霊
ラスボスに追われながら、玉をスイッチまで転がしていく” 倉庫番 ”ですね。こう言うの好きです。初見でもクリア出来る適度な難易度。最後のセーブポイントから数歩進むとエンディング。このセーブポイントは何の為にあるのだろうか?エピローグ用?
編集後記
芸術家「佐納開智」は、愛する妻と娘を生き返す儀式の為に血を集めていると思われたが、実は名声を手に入れる手段だった。30分と書かれていますが、一度も詰まらずストレートにクリアしてデータ上は65分、実プレイ時間は2時半ほど。死亡は3回。謎解きは適度な難易度で、敵は弱めと遊びやすい。デバッグも丁寧に行われた印象を受けます。