■ Google Chrome で Flash Playerを使用すると安定しない |
□ 頻繁するフリーズ
ホワイトアウト
最近パソコンが安定致しません。こちらは滅多に起きませんが「ビー」という異常音と共に突然画面が真っ白になりフリーズいたします。自動再起動となります。
縦縞フリーズ
こちらは頻繁に起きるフリーズで、「白・灰・赤」の三色の垂れ幕状となり、音楽のみが流れ10秒後には音も消え動作が停止します。電源ボタンを長押しで強制再起動しなければなりません。
原因を追求する
ビデオカードのドライバを最新の物に変えても効果がありませんでした。ハードやドライバの異常は見付かりません。条件は何なのか調べてみると以下の2つを同時に起動すると発生しやすいことが分かりました。
原因はFlash Playerかメモリの解放が濃厚
更に条件を絞っていくとブラウザの「Google Chrome」を使用時に起きやすいことが分かりました。「Flash Player」の不具合か「メモリ」の解放が上手くいってない様です。そこで一時キャッシュのフォルダを変えるなど対策を練りましたが収まりません。
解決策も見付からず放置すること数ヶ月、質問サイトの「OKwave」様を眺めていると偶然ヒントを見付けました。
□ Google ChromeはFlash Playerが重複する
CPU依存のFlash Playerが選択される
ニコニコ動画を見るときに「Adobe Flash Player」をインストールしますが、それとは別に「Google Chrome」には最初から「Adobe Flash Player」が内蔵されており、こちらが優先的に使用されます。
そこで問題が発生します。
- 「Google Chrome」内蔵の「Flash Player」→ CPU依存
- プラグインで入れる「Adobe Flash Player」→ グラボ依存
本来は「ビデオカード(GPU)」で動作させる「Flash Player」をCPUで動かしPCに負荷を掛け安定しなくなります。「Google Chrome」内蔵の「Flash Player」を停止させプラグインの「Adobe Flash Player」を使用させなければなりません。
※ビデオカードが貧弱な場合はCPU依存の方が安定するかも知れません
1. プラグイン一覧を表示させる
「Google Chrome」を立ち上げアドレスバーに「about:plugins」と入力します。
そうするとプラグイン一覧が表示されます。
※括弧は抜いて下さい
2. 詳細を表示させる
一覧表を見ていき「Adobe Flash Player」を探すとありましたが、1個しか表示されてませんので「詳細」をクリックします。
3. 内蔵Flash Playerを無効にする
2種類の「Adobe Flash Player」が表示されます。上の方は「\Google\Chrome\」となっていますので、こちらが標準搭載されている物ですね。「無効にする」をクリックします。
4. 完了
これで「ビデオカード」で「Adobe Flash Player」を動かすことになります。
安定しない場合は早急に戻しましょう。
5. ユーザーの許可
「Adobe Flash Player を実行するにはユーザーの許可が必要です。」と許可を求められ再生できない場合は許可をしてあげます。
7. 常に許可する
それが面倒な場合には「常に許可する」にチェックを入れておきましょう。
(記載:2015年2月6日) |