■ SIGMA Contemporary 30mm F1.4 DC DN | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
□ レンズ選びに難航 Sonyのレンズは微妙 当方はCanonユーザですが、CanonとNikonはレンズ沼で手を出すと底なしにお金が掛かるとのこと。今回ミラーレスの「α6000 」を購入しましたが、Sonyの方が価格の割りに微妙なレンズが多く選べる幅が少ないですね。逆にCanonは初心者用にフルサイズ対応の単焦点「EF50mm F1.8 STM 」が1万3千円と激安で用意されており、初心者・低予算の人から上級者・高予算の人まで幅広く選べる良さがあります。 Aマウント Sonyのカメラ部門は旧ミノルタで「Aマウント」は一眼レフ用。安くて良いレンズが多く種類も豊富。撤退したいのか近年は新商品をあまり出していない。「マウントアダプター LA-EA4 」を付ければ 「α6000 」でも使用可能だと思われるが、Amazonでも37,800円→29,170円と高く、AFがアダプタ優先になるので厳しい。 Eマウント Sonyのミラーレス用。「Aマウント」と比べると性能の割りに高く品揃えも微妙。SIGMAが良い働きをしている。 Art3兄弟 単焦点を使う事が憧れで、ミラーレスは軽量と機動性が売りなので単焦点の方が一眼レフと使い分けが出来ると考えました。「f1.8」ならお手頃価格で手に入るイメージでしたがSonyは高いですね。そこで人気を誇るのがSIGMAの「Art3兄弟」となります。 Artシリーズは「35mm F1.4 DG HSM 」が「カメラグランプリ2013 レンズ賞」を受賞した高品質レンズです。f値が「1.4」の単焦点レンズが中心ですが、何故かミラーレス用は「2.8」と暗いのが残念。その代わりArtシリーズが15,000円と格安で購入出来ます。コスパが圧倒的で「30mm F2.8 DN 」は12月上旬に9,800円で売られており、これを買い逃したことによりレンズ選びを悩みました。小型で漆塗りのようなデザインも好評。弱点は電源が入ってないとカタカタなる事。「60mm F2.8 DN 」の評判が一番良く単焦点60mmがこの価格で買えるのも魅力だが、マクロは付いてない。 19mm F2.8 DN | Art | プロダクト | レンズ | SIGMA GLOBAL VISION http://www.sigma-global.com/jp/lenses/cas/product/art/a_19_28/ 長所
「Art3兄弟」のどれを買うか悩み続けました。主に神社や日本家屋の資料集めが中心で、今まで撮った風景写真を調べると18mmで撮っているので「19mm F2.8 DN 」が好ましい。桜・紅葉を遠くから撮る場合はこのレンズで良いが、接写する場合は「60mm F2.8 DN 」を使いたい。簡易撮影BOXを使いガンプラを撮影していますが、影が入らないように離れる必要があり「60mm F2.8 DN 」以外は難しい。両方こなすなら「30mm F2.8 DN 」が良いが、風景撮影では道路や柵などで下がりきれない可能性があり、ガンプラ撮影では寄るのでカメラの影が心配です。 料理は撮影環境にある場合「60mm F2.8 DN 」が綺麗に撮れますが、店内では着席しながら撮るので「19mm F2.8 DN 」でないと入り切りません。
□ 30mm F1.4 DC DN 付けっぱなしレンズが欲しい レンズを1種類に絞りたいのは、個人的な偏見でミラーレスは” ミラーがセンサーを保護してないのでレンズ交換で埃が入りやすい ”のではと警戒しているためです。一眼レフはシャッターを押すとミラーが上がりセンサーのカバーが左右にスライドしセンサーが露出します。 一眼レフを持っていますので、ミラーレスはサブ機のイメージが強く本体と合わせ6万円以内に収めたい。これ以上高くなると「EOS 70D 」を購入するのが安上がりになります。 批判の多い 30mm F1.4 DC DN SIGMAで「Art」シリーズが高品質のイメージですが、下の「Contemporary」シリーズから「30mm F1.4 DC DN 」が発売され、こちらの方が「f1.4」と従来の「Art」シリーズと同じ明るさで、写りも良く高価です。Googleで5ページ目まで閲覧し、「価格.com」のレビューと写真、プロのブログなどで両レンズを比較しました。「30mm F1.4 DC DN 」はアマチュアからの批判が多いが、プロのカメラマンは絶賛。 「Art」シリーズは光学的に歪曲収差を直すが「30mm F1.4 DC DN 」はカメラ本体のデジタル補正を利用するので 「Contemporary」との事。「Art3兄弟」は逆光対策され強いが、「30mm F1.4 DC DN 」は弱い。電源を切った状態でカタカタなる欠点は修正されている。写りは「30mm F2.8 DN 」以上で「Art」シリーズに匹敵する。写真を比較すると素人目でも「30mm F1.4 DC DN 」が綺麗なのが分かる。ただ性能差は余りないのに価格は2倍の31,000円で、ミラーレスの良さを失う大口径レンズと批判が多い。 「α6000 」は「本体手振れ補正」が無く、両レンズとも単焦点なので「レンズ内手振れ補正」も無い。玄人は手振れ補正が無い方が綺麗に撮れると好むそうですが、自信が無いので” 明るいレンズの方が手振れを防げる ”ので、写りもボケも綺麗な「30mm F1.4 DC DN 」に決定しました。1本しか買う予定が無く付けっぱなしにしますので、少しでも性能が上の方が良いですしね。 長所
□ 30mm F1.4 DC DN を購入 「30mm F2.8 DN 」が2016年12月6日にAmazonで9,817円でしたが、「30mm F1.4 DC DN 」も同日に「ヨドバシ.com」が23,800円で販売していました。「30mm F2.8 DN 」の値下げも「ヨドバシ.com」が13,000円に下げたのが始まりで、三脚など最安値のことが多く穴場です。 年末に下がった方を買おうと待ってましたが変動が無かったので、「キタムラ」で「30mm F1.4 DC DN 」を注文。どこのショップも31,000円で変わりが無かったので、レンズははカメラ屋で買うのが安心と評判の良い「キタムラ」で注文。 サーバの設定で” 受信したメールは削除 ”にチェックを入れていましたが、これはクライアントで受信したメールをサーバから削除するのでは無く、サーバに到着したメールを全て削除する設定で、いくら待っても注文や発送メールが来ないなと待っていました。注文時にコンビニ決済を選択すると振込番号が表示されたので、それをメモし即振り込みましたので問題はありませんでしたが…危ないですね。二日後に到着。一緒に保護フィルタを注文しようか迷いましたが、Amazonが1,817円なのに対し2,851円と高く別に注文したのが不味かった。 箱は「SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM」より安っぽい。ケースも付いてないとの事なので、性能を上げ代わりに附属品を無くし価格を抑えてるのか。ライトユーザにとっては嬉しい。 開封したばかりで肉眼では綺麗なのですが、撮影すると埃が浮き出てきますね。ブロアーを使えば良いのでしょうがレビュー用なので失礼。「C」のマークが高級感をかもし出しゴムのグリップがあるのも良い。一眼レフ用に比べフードが薄く使い易そうです。 長さは「73.3 mm」との事ですが、本体が小型のせいか大きく感じます。実際にミラーレスにしては大きく良さが失われるのが残念。 レンズに自分が映らないように商品撮影BOXを使い中に一眼レフだけ入れ撮影してみましたが、レンズを綺麗に撮れませんね。ミラーレスにしては大きなレンズですが、大口径にしては小さいです。 □ 全て揃う SIGMA PROTECTER 52mm いつも「MARUMI」の保護フィルタを使用してましたが、SIGMAのレンズにはSIGMAのフィルタが良いかなと「SIGMA PROTECTER 52mm 」を購入する事にしました。レンズと一緒にキタムラで注文すれば良かったのですが2,851円と高くAmazonが1817円で最安値だったので分けて注文。 気が付きませんでしたが、Amazonは未入荷で到達予定は1ヶ月後。千円高くても「キタムラ」で一緒に頼めば良かったですね。これでは試し撮りに行けません。来年かなと諦めていると入荷が早まり助かりました。 本体が到着したのが22日、レンズは23日、フィルタは24日に到着。日本郵便なのでポスト投函でした。 流石のSIGMAで高級感があります。一眼レフの方では大口径レンズを使用しており72mmなので、52mmは小さく感じます。 「SIGMA PROTECTER 52mm 」は「SIGMA」の文字が格好いいと評判なのですが、下側になってしまい見えません。 フードを付けると隠れてしまいブランドは関係無くなりますね。 □ 試写 EVFと操作性が魅力 全て揃いましたので試し撮りに行って来ました。10万枚撮った愛用の一眼レフ「EOS Kiss X5 」との比較です。Kissシリーズは軽量で操作が簡単なのが女性に人気で一番売れている一眼レフです。「α6000」は「EVF」を覗きながら「Fn」で撮影に必要な簡易メニューが呼び出せます。アイコンが分かり易く「EOS Kiss X5 」で苦しんだ「測定モード」「AFフレーム選択」がEVF上から出来ます。露出補正もメニューを立ち上げる必要がありません。「EOS Kiss X5 」で一番最初に感度が悪くなったボタンが液晶とファインダーの切り替えスイッチで、「α6000」は「EVF」を覗き込むと自動で切り替わるのが便利です。 欠点は眼鏡を掛けてる影響か晴天の時は光学式ファインダーのように上手く見えませんね。アイキャップの形の問題でしょうか?ダイヤルの回す方向が「EOS Kiss X5 」と逆なのが間違えやすい。「フレキシブルスポット」を選択し「Fn」を押しマニュアルでピントを合わす場所を変更しようとすると、撮った写真が再生され「スマートフォン転送」が表示されるのが厄介。癖があり使い勝手は「EOS Kiss X5 」の方が上ですね。 AFの性能が段違い 「EOS Kiss X5 」はAFが遅く帰ってから確認するとピントが完全に合ってない写真が多く成功率~90%程度。「α6000」は一見ピントが合ってないように見えるが最大まで拡大すると完全に合っていて驚きました。目的に合わすのが難しいが成功率98%程度。 世界最速0.06秒、画面のほぼ全域をカバーする179点像面位相差AFセンサーとミドル機で最高性能と言われたのは嘘ではありませんでした。 蓋に邪魔されSDカードが取り出せない 当方手が大きくSDカード導入口が蓋の内側(奥側)にあるので、押して若干飛び出したカードが指でつまめず取り出すまで5分近く掛かりました。 最近ではピンセットを使い取りだしています。
試写 プロのカメラマンの「30mm F1.4 DC DN 」の検証を拝見済みで、一番シャープに写るのが「f4.0」、ボケが綺麗なのは「f2.8」。これを参考に撮りました。 最初に驚いたのが「絞り優先」でAFは自動で撮り 最大サイズで見てもピントが完全に合っている所です。 サンプル 試写時の写真は以下で公開しています。 萬満寺【桜と神社】-創作活動向け無料写真資料集
□ Best prime lens 帰宅後SIGMAのレンズについて調べていると年末に海外でベストレンズ賞に選考されたようです。 Our favorite gear, rewarded: DPReview Awards 2016: Digital Photography Review https://www.dpreview.com/articles/8938321250/... |