| EOS Kiss X5 を傷から守る | 手入れとカビ対策 | EOS Kiss X5を3年間で75,000枚撮って |
□ 予算5万円以下で一番良いカメラを買うことに
2012年夏、カメラを本格的に始めようと入門用のデジカメを探すことに。
「予算は5万以下で一番綺麗に撮れるカメラ」を買うことにします。
- 「価格.com」で5万円以下の気になるデジカメをピックアップ
- レビューや個人サイトのブログを読み漁る
- 情報サイトで質問
- ハイアマチュアの叔父やカメラをやっている知り合いに意見を聞く
■ 初心者・入門向けデジタルカメラ選び | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
OLYMPUS PEN Lite E-PL3 ダブルズームキット [レッド]
カタログスペック
センサーサイズ フォーサーズ(4/3型) 小型のボディですが、APS-Cに近いセンサーを使用しています。 デザイン・コンパクト重視 最初に目を付けたのがこちらの商品。長年OLYMPUSを愛用していましたので、使い慣れており写りの良さも知っています。好みのメタリックレッドで、コンパクトで携帯しやすく一目惚れしました。 レンズが「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R(シルバー)」と「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R(シルバー)」の2本が付いてきます。定価「104,801円」が「34,000円」まで下がっており、お手頃価格です。PENシリーズの廉価版ですが、画質は上位機種とさほど変わらないとの事。このカメラを使っている人のサンプル写真を拝見させて頂きましたが、今まで使っていたデジカメより綺麗です。弟が「PEN 1」を所持していますので、借りて七福神巡りをしてきましたが、納得がいく画質ではありませんでした。「EOS Kiss X5」と写真を見比べると、何枚見ても差が出ており断念。 EOS Kiss X5 EF-S18-55 IS II レンズキット
カタログスペック
センサーサイズ APS-C(Canon) 一眼レフに搭載されている標準的なサイズ。Canonは若干小さい。写りは35mmと差が無くなってきている。 画質重視 「PEN Lite E-PL3」のレビューで比較対象とされていたのが、同じ価格帯の「EOS Kiss X5」。内容的には「EOS Kiss X5」より画質は劣るが、「PEN Lite E-PL3」の携帯性と見た目で購入したとのこと。5万円以下の価格帯では、どうやらCanonの「EOS Kiss X5」の画質が一番良いようです。Kissはビギナー向けシリーズで初心者でも使いやすいのが魅力。 上位ランクの性能がある スペックはミドル機「EOS 60D」と同等の高性能。しかしセンサーが「オールクロス9点AFセンサー」に対して「EOS Kiss X5」は「シングルセンサー」と劣る。上位機種「EOS 7D」と同様の「63分割デュアルレイヤー測光センサーを搭載」 と「エントリー機」でありながらミドル機の性能に近く安い。 比較写真も綺麗 「EOS Kiss X5」で撮った写真を拝見させて頂きましたが、とても綺麗で明らかに「PEN Lite E-PL3」より上です。自分の目だけでは判断できませんので、情報サイトの方で「EOS Kiss X5」と「PEN Lite E-PL3」の写真を比べて貰いましたが、「EOS Kiss X5」の方が綺麗との事。 最初は望遠レンズ無しで良い 「EOS Kiss X5」のダブルズームキットの場合は「55,000円」と高くレンズキットは「44,000円」と「OLYMPUS PEN Lite E-PL3 ダブルズームキット」に近い価格となっています。 望遠レンズも欲しい場合は「PEN Lite E-PL3」。望遠レンズを諦め画質を選ぶ場合は、「EOS Kiss X5」と悩みました。色々な意見を聞いた結果、望遠レンズは使う機会が少なく、普通に使うだけならレンズキットで十分。そしてセットレンズは性能が悪く本格的に始める場合は、レンズを買い換えることになりますので、最初から無理に望遠レンズを買う必要も無いという結論に達しました。 SIGMA DP2 Merrill
カタログスペック
センサーサイズ APS-C 小型のボディに一眼レフと同等のセンサーを搭載している。写りが良いのにも頷けます。実際はAPS-Cより縦横0.1m小さいが誤差程度。 アナログに近いプロ向けカメラ こちらは一度は候補に上がったが直ぐに外した「SIGMA DP2 Merrill」。定価9万するデジタルカメラで、アナログに近い操作感、「単焦点レンズ」を使用し画質も申し分なくプロの愛好家もいるカメラ。新機種が出るとの事で中古で3万以下の物が出回り購入を考えたが、売り切れ相場が上がり断念。 「内臓ストロボ」「手ブレ補正」 が付いておらず素人では扱いに難い。作りは下手でバッテリー消費が激しく2個付いてくる。放熱も酷く熱くて持てないという報告もある。「エントリー機」として使うには不向きなので買わずに助かりました。メインではなくサブ用ですね。 富士フイルム FUJIFILM X20 Silver
カタログスペック
センサーサイズ 2/3型 ハイエンドコンデジ用ですが、他の機種と比べると物足りないです。 プロがサブ機として使っているカメラ デザインが昔の「銀塩カメラ」のようで、とてもお洒落。画質もプロのカメラマンがサブ機として持ち歩く程良く申し分無いです。価格も5万を切ってお買い得。しかし目的はメイン機でレンズの交換も可能な事でしたので断念。普通に持ち歩くならお奨め。一眼レフに慣れてきたらサブに欲しいカメラです。 弟が「X10」を所持しており借りて見ましたが、評判ほど写りが良くない。「x20」で撮った写真と「EOS Kiss X5」の写真を比較しましたが、「EOS Kiss X5」の方が写りが良いですね。 Nikon D5100 18-55VR レンズキット
カタログスペック
センサーサイズ APS-C 標準的なAPS-Cサイズ。Canonより一回り大きい。 EOS Kiss X5のライバルモデル 見落としていたカメラ「D5100」、「EOS Kiss X5」購入後に存在に気付く。「EOS Kiss X5」のライバル機種でスペック・価格共に同等。「EOS Kiss X5」が初心者向けなのに対し「D5100」は上級者向け。価格は2万円ほど高くなるが「D5200」(64,000円)は「EOS Kiss X5」よりスペックは優れている。 「D5100」と「EOS Kiss X5」は比較対象にされるが、「価格.com」のレビュー数が「10201件 対 12936件」と「EOS Kiss X5」の方が人気があるようです。満足度・売れ筋ランキング共に「EOS Kiss X5」の方が上。しかし「D5100」の存在を知っていたなら、こちらを買っていた可能性が高い。 □ EOS Kiss X5 EF-S18-55 IS II レンズキットを選択 1年間悩みに悩んだ結果「 EOS Kiss X5 EF-S18-55 IS II レンズキット」に決定。本格的にカメラを始めWEBで公開する事が目的でしたので、デザインやコンパクト性は無視し画質のみ優先しました。2013年6月に購入致。 【EOS Kiss X5 EF-S18-55 IS II レンズキット購入 | 本体と付属品をコスパ重視で購入】 |
□ シャッター耐久回数
一眼レフには「シャッター耐久回数」と呼ばれる、「シャッターユニット」の寿命が有りカメラ本体は一生物では無い。「EOS Kiss X5」は公表されていないが、2万5千との説と5万との説があり。交換に約1万5千円掛かります。
よってミドル機「60D」の10万回と比べると1/2~1/4の寿命しかなく、同じ回数使うには2~4度の修理が必要となり最悪15,000円×4=6万円掛かります。
本体価格+交換費を単純計算すると
2万5千回未満 | 2万5千回使用 | 10万回使用 | 20万回使用 | |
X5 | 44,000円 | 59,000円 | 104,000円 | 164,000円 |
60D | 80,000円 | 80,000円 | 95,000円 | 110,000円 |
※個体差がある為、シャッター耐久回数未満で壊れる物、何倍も持つ物もあります
以上の様に使えば使うほど「エントリー機」は高くなっていきます。
よって最初から「ミドル機」を購入し練習する方法もあります。
エントリー機を購入し1度だけユニットを交換し、その後はミドル機を使う
- 「エントリー機」を練習に使い故障させても安心。カメラに飽きても途中で投げ出せる
- 慣れてきたことに最新の「ミドル機」に変更となり上手に綺麗な写真が撮れる
- レンズを「エントリー機」のうちに揃えておけば、ボディーだけの買い換えで済む
- 初期投資のお金が掛かるが長い目で見れば安く済む。最初から高画質で撮れ過去の写真も無駄にならない
- 他の部品も故障し長く使っていると他機種と性能差が開き物足りなさを感じるかも知れない
■ ビギナーでも使えるミドル機選び | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今回は5万円以下の「エントリー機」との事で除外していましたが、予算に余裕があるのなら一眼レフの「ミドル機」のを最初から購入し、入門用として長く使うのも良いでしょう。 画質も綺麗で寿命も長く最終的には安く済みます。以下の2機種がお奨めです。 CANON EOS 60D EF-S18-135 IS レンズキット
カタログスペック
センサーサイズ APS-C(Canon) 一眼レフに搭載されている標準的なサイズ。Canonは若干小さい。写りは35mmと差が無くなってきている。 多くのユーザが使っている人気のカメラ 「Kiss X5」より 1年前に出た機種だが、性能は「60D」の方が上で「オールクロス9点AFセンサー」を搭載しているのでAFの速度と精度が高い。決定的な違いは、シャッター耐久回数が25,000回に対し「60D」は10万回と4倍の寿命を誇る。本体も防塵防滴と故障しづらいのも魅力。本体のみの価格なら「56,000円」と安く買えるの良い。 ネットでカメラを趣味としている方のブログや「価格.com」のコメントを読むと「60D」を愛用してる方が多い定番機種。「Kiss X5」より重いので注意。 予算があればこちらを買った方がお得でしたが、予算の都合により断念。初心者がいきなり高いカメラを買っても「故障・紛失・盗難」や、カメラに熱中し「他の機種に買い換えたい」、趣味に合わないと「飽きる・投げ出す」場合がありますので、よく考えて選びましょう。 (記載:2013年6月4日) |
| 安いコンデジは携帯カメラと変わらない | 予算5万円以下で選ぶ 2013年 | EOS Kiss X5 レンズキット購入 |
| EOS Kiss X5 を傷から守る | 手入れとカビ対策 | EOS Kiss X5を3年間で75,000枚撮って |