■ 愛用のAKG K404のヘッド部分が分裂してしまった |
□ AKG K404 以前ヘッドホンを買うのに低価格で高性能な物を探しました。ネットで探し当てたのが、「AKG K404」。ドイツのメーカーで定価7千円ですが、1万円近いヘッドホンの音質で現在3,700円程で売られていると評判でした。人気の余り全国的に売り切れ入手困難になった時期もありました。 私は数量限定で2,780円と激安で購入。 【国内正規品】 AKG オンイヤーミニヘッドホン K404 商品紹介
□ 真っ二つに割れてしまった AKG K404 とても気に入っており、間違って踏まないように常に高いところに置き、根元が断線しないように延長ケーブルでAVアンプに繋いでいました。しかしわずか14ヶ月で壊れてしまいました。 折り畳み式なので弱い耳部分を痛めないよう注意していましたが、まさかヘッド部分が真っ二つに割れるとは。iPod用に買い置きしてあるaudio-technicaの「ATH-ON303 WH 」を代用してみましたが、音が軽く音質が変わってしまいました。現在フリーホラーゲームを制作中で音が変わってしまうのは困ります。そこで直すことに致しました。 |
■ 修理してみる |
□ プラバンとビニールテープで修理する事に 問題はどうやって直すか、TwitterのフレSaraさんに聞いたところ 「強力な接着剤がいいと思います。同じ素材を補強としてあてがうといいですよ。プラならプラ板とか。それか、ガムテープよりしつこい、ビニールテープの強化版」 との事。前に目覚まし時計を改造したときに購入したプラパンがありますので、安上がりに修理したいと思います。 ヘッドホンに合う大きさのラインを引きました。ここから2本取りたいと思います。 アルミの定規とカッターで切断しましたが滑りますね。 ヘッドホンに合わせ折り曲げていき筒を作りました。 まず大きな面に「アロンアルファ 一般用 」を塗りラジペンで固定。 このラジペンは若い頃、電動RCカー「スーパーショット 」を作るときに買ったんですよね。 次に細い面に「アロンアルファ 一般用 」を塗りラジペンで固定。 プラバンと相性が良く1分程度で固まりますね。 2個完成しました。2個目はやや大きくなってしまいましたが影響は無いでしょう。 色を合わせ黒いビニールテープで補強兼、色合わせ。 古いビニールテープなので周りが汚れており、やや太いので削ぎ落としました。 良い感じに出来ましたが、これでは輪っかが左右に落ちてしまいますね。 輪っかを抑えながら頭に掛ければ問題ありませんが、ちょっと面倒です。 自分の頭の大きさに合わせビニールテープで固定し輪っかが抜けないように厚みを持たせました。 丁度いい厚さになるように微調整。 修理完了(応急処置) 見た目は悪いですが意外と頑丈です。丁寧に扱えば暫く持ちそうです。 欠点はビニールテープ特有のベタ付きがありゴミが付くことでしょうか。 □ 編集後記 PC用に使うため普通のヘッドホンが欲しかったのですが、ネットショップだと大きさが解らず折り畳み式だと知らずに買った「AKG K404 」。評判が良いだけあって音質には満足し愛用しておりました。しかし折り畳み式のため回転する耳部分の耐久を気にしておりましたが、まさかヘッド部分のプラスティックが突然吹っ飛ぶとは思いませんでした。やはり値段相応ですね。 (記載 2013年11月10日) |
■ インシュロック+アロンアルファー |
□ 再び分裂 1ヶ月ほどで プラバンが片方割れ1週間後にもう片方割れてしまい、また分裂してしまいました。 新たに断線したヘッドホンを貰いましたので、こちらの方を修理することに致しました。 【断線したヘッドホンを修理する1 | SONY MDR-CD480】 【断線したヘッドホンを修理する2 | SONY MDR-CD480】 【断線したヘッドホンを修理する3 | SONY MDR-CD480】 よって「AKG K404 」は簡単に修復することに。 ビニールテープを剥がした後に粘々を「激落ちくん 」で綺麗に落としました。 失敗した原因
強度が強く自由に輪っかの大きさを変えられ緩くならない素材。思い付いたのが80年代の田宮のラジコンブームでお世話になった「ヘラマンタイトン インシュロック 」。 「アロンアルファ 一般用 」で「AKG K404 」の金具同士を付け、乾く前に直ぐに「インシュロック 」で固定。「インシュロック 」が抜けないように左右に「アロンアルファ 一般用 」を流し込みました。余った「インシュロック 」をカット。 ※今回はEOS Kiss X5で撮影 頑丈 修理してから1ヶ月が経ちましたが、これが思いの外頑丈で再び壊れる気配がありません。見た目は悪く外には持って行けませんが、綺麗にやろうとせず横着したほうが上手くできましたね。(2014年1月15日追記) |