■ HG ユーゴーを作る |
□ ガンダムらしくない機械的な機体 ガンダム新作発表会で鉄血二期の発表と共にガンプラも数体公開されました。その中で一目惚れしたのが「ユーゴー 」。「電脳戦機バーチャロン 」を彷彿させる機械的なデザインでガンダムらしくなく面白い。足が「逆関節」となっておりネットでは賛否両論でした。「ヘキサ・フレーム」と呼ばれる一期には登場していない新フレーム搭載機体です。 これからはまとめてビックカメラで予約することに Amazonは2,000円以上から送料無料に変更され23%引きと安くも無く、ヤマダ電機の店頭販売も発売日限定3割引きを止めてしまいました。買いに行くのも面倒なので送料無料で当日配達の「ビックカメラ.com」で二期の気になるプラモを数点予約しました。 ユーゴーのパッケージ 鉄血一期は土曜発売した新機体が翌日の放送で瞬殺されるの繰り返しで注目されなくなる事が多く、放送までに製作しネットに上げないとならず、配達が遅れるとイライラさせられました。それ(売れなくなる)を意識したのか「ユーゴー 」は発売の次週の登場となり、初めて放送に間に合いました。ただ箱絵の搭乗者が80~90年代のムー大陸を題材にしたロボット物に出て来そうなデザインで、雑魚キャラ臭がして心配です。 □ ユーゴー制作開始 ユーゴーのランナー 細かく色分けされまるで色プラですね。黒いパーツに明るさを合わせると白いパーツが白飛びしてしまうので、写真は暗くなっています。 ヘキサ・フレーム 二期から登場した新フレーム「ヘキサ・フレーム(左)」です。説明書通り作ると装甲で隠れてしまい全体像が見られませんので先に組み立てました。差別化か「ガンダム・フレーム(右)」より貧弱なのが欠点。 ユーゴー ボディ完成 ボディーはオレンジの小さなパーツを2つ左右から挟むだけと質素な物。内部のフレームが丸見えでメカらしく良い。作品的に言えば弱点をさらけ出して大丈夫なのか? ユーゴー ヘッド完成 70~80年代のエイリアンのようなデザイン。「E.T. 」に似ている。 足から作るべきでしたね。上から作ると安定しません。 ユーゴー アーム完成 肩の付け根のシールが難しい。ハサミのような「V」字型で、それを閉じて「△」にします。タミヤのピンセットを使い丁寧に貼りましたが若干失敗し白い部分が見えてしまいました。逆に塗装の方が簡単かも知れません。 ユーゴー フット完成 足先はハサミ状になっており折り畳み式の爪が収納されている。膝が逆関節となっているのは足を巨大な手にするためか。オレンジのパーツは切断面が白くなるので注意。 ユーゴー レッグ完成 このコバルトブルーのパーツが鉄血シリーズには珍しく硬い。切断面も白くなります。「デザインナイフ」を左人差し指に刺してしまい血が止まらないなかゲート処理したので珍しく適当。 □ ユーゴー ウエスト製作 部分塗装 細かく色分けされているキットなので部分塗装は必要無いと油断していました。股間部分のみ色分けもシールも無く、翌日慌てて買いに行きました。夜中にやっている店があれば助かるんですけどね。 「水性ホビーカラー」を取り扱っている一番近い店がマウンテンバイクで片道30分。大学のキャンパス、小さな川と山を越えた路肩の無い国道沿いと気軽に行けず困ります。ネットショップはモニタとグラボで色が変わるから色選びできず。一度購入した物なら出来るのですが…。 ネットで見た時は「H24 オレンジイエロー (黄橙) 」が近い色でしたが、店舗で実物を見ると「H14 オレンジ (橙) 」が近いですね。二度手間になるのが嫌なので2種類買ってきました。エアブラシで塗装。早速タミヤの「 No.102 精密ピンセット (逆作動・ツル首タイプ) 」が役立ちました。 キットを数十円値上げして良いからハメ込みでオレンジのパーツを用意して欲しかった。 ユーゴー ウエスト完成 ユーゴー バックパック ウェポン完成 「バックパック」に2本の「円月刀」を円形に取り付けられます。Gレコの「ガイトラッシュ」を彷彿させられるデザインです。 |
■ レビュー | ||||||||||||
□ 撮影会 ユーゴー / マシンガン(正面) アクションベースは、撮影で生えるキャラスタンドプレート「クーデリア・藍那・バーンスタイン 」 を使用しているが、ボロボロ取れ可動範囲も悪いのでお奨めは出来ません。小さい方は正面から撮り面白味が無かったので没写真。 ユーゴー / マシンガン(背面) 背面から見ると後頭部と「円月刀」が格好いい。 ユーゴー / 円月刀 メイン武器と思われる「円月刀」。グリップが細くクルクル回ってしまうため、撮影用にマスキングテープをグリップに巻き付けてあります。下は角度違いで上の写真の方が良かったので採用。 ユーゴー / フット 膝が二段式の「逆間接」になっており足を腕のように扱えます。足先は折り畳み式の爪を出すと蟹のハサミのようになります。ギミックが面白い機体です。 ユーゴー / アンカー射出クロー 隠し腕のようなワイヤー式クロー。「リード線」を使用しますが、取扱説明書の完成品写真は上から糸で吊しているのを消しているか、CGですね。「リード線」は柔らかくクローの重さに耐えれません。何度挑戦しても一瞬でも上になりませんでした。足に「リード線」はを引っ掛け誤魔化しました。 クローのゲート処理が酷いのは「デザインナイフ」が左手人差し指に刺さり血を流しながら行ったため。小さい方の写真は「ユーゴー / フット」と角度が被り面白味がなので没に。 □ レビュー
「電脳戦機バーチャロン 」なデザインで、Gレコの「ガイトラッシュ」を彷彿させる「円月刀」。「逆間接」により足が手となり、隠し腕要素の「アンカー射出クロー」とメカらしく面白いキットです。後ろ姿も格好良い。 ランナーが色プラのようになっていますが、一部シールで補い股間部分のみ部分塗装が必要とあと一息。「リード線」は弱すぎ使い物に成らず、手の中で「円月刀」が回ってしまうと欠点も有り。 全長比較 作っていて宇宙世紀並みに大きく感じたので、「バルバトス 」「グレイズアイン 」と並べてみました。ギミックの多さと大きさ的に価格を頑張っていますね。左指痛い…。 (製作:2016年10月8日~13日/記載:2016年10月13日) |