■ 青島文化教材社 PSO2 幻創戦艦 大和 を作成【前編】 |
□ 完全塗装とデカールを意識した順序で作る 取扱説明書通りに作るとデカールが貼れない 青島文化教材社から8月31日に発売された「幻創戦艦 大和 」は11月30日に発売される「1/700 フルハルモデル 戦艦大和 」に結晶と水転写デカールで簡易改造し、オマケで「A.I.S」「15式戦車」「幻創戦闘機」が付いてくる商品です。詳しくはありませんが、「武蔵」と「信濃」と思われるパーツも入ってました。 ゲームで浮かび上がる紋章がプラモ化を意識してませんので、取扱説明書には貼る順序の記載が無く完成図にあります。どう見ても完成後には貼れない位置に多数指定が有り 取扱説明書を無視し塗装回数が最低限となり接着剤の跡を消し、デカールが全て貼れる順序で作っていきます 幻創戦艦 大和 艦底を作成 「HG ワンタッチピンバイス 」と「ドリル刃 精密タイプ 2.5mm」を注文するも取り寄せで1週間要し開始が遅れました。船底に2.5mmで展示台の穴を開けました。 指定の「C29 艦底色 」を吹き掛けました。専用色なので綺麗ですね。 艦底にナットを入れますが、ワッシャーが付いてこないので展示台のネジを軽く締めても船底が貫通し悲惨なことになります。今回の作成でここだけ致命的な失敗をしました。皆さんはワッシャーを用意し外側に付けましょう!! 本当に欠陥品ですよ… 結晶にグラデーションを付ける 当方はガンプラを作り始めて3年、エアーブラシを購入し1年、完全塗装は前回の「A.I.S 」から2回目の” 初級者 ”ですので期待しないでください。 【ガンプラ5倍価格のコトブキヤ A.I.Sを作る3 | 完全塗装初挑戦で1ヶ月かけ完成 】 ただ20年以上絵を描いてましたので…エアーブラシでグラデーションなど得意です。 とても鋭利でゲームを完全再現しています。青島文化教材社は造形技術高いんですね。 結晶の組合せが難しい 針のように尖っており3回も指に刺さり血が出ました…皆さん気を付けてください。 お陰で一箇所先端が欠けてしまいました。説明書では分かり難いですが上手く全てのパーツが組み合わさります。最後のパーツのみ分からず隙間が空いてしまいましたが、真後ろから見ると凹凸が見えます。これに気が付かず失敗。 指定の「C62 つや消しホワイト 」を吹き掛けましたが、下がクリアパーツなので簡単に剥がれてしまいますね。下塗りsしたら透明感が無くなりますし。仕方なく「マスキングテープ」で囲い剥がれた部分に軽く吹き掛け補修。 艦底のデカール貼り 取扱説明書通りに作ると上が完成した後にひっくり返し結晶を取り付けデカール貼りですから、艦橋やアンテナが壊れてしまいます。先に艦底にデカールを貼り展示台を取り付け上を安全に作ってい行く作戦です。 柔軟剤と接着剤の入った「Mr.マークセッター MS232 」と「デカールピンセット 」が必需です。後で気が付きましたが、結晶と結晶の細い隙間にもデカールが必要で結晶を取り付ける前にデカールを貼らないと大変な事になります。ピンセットと綿棒を駆使し20分近く粘りましたが、一箇所欠けてしまいました。 展示台の取り付け 経験から、こう言った物は完全に硬くなるまで締めては駄目で、力を抜き軽く締めていき力を必要としたところで止めます。艦底は柔らかいので力を入れなくてもヒビが入る脆さです。土台の方を4~5回持ったところで船底に穴が開き悲惨なことになりました。下は見えないので瞬間接着剤で固定しますか…。 甲板に0.7mmの穴を開け塗装 甲板には「ドリル刃 精密タイプ 0.7mm 」で15×2箇所穴を開ける必要があります。子供の頃作った大和は甲板が板部分と分かれて無く灰色でしたが、最近はパーツが分かれ色分けもされ進化していますね。甲板を指定の「C44 タン 」で吹き掛けました。「幻創戦艦 大和 」の場合は前後の旗竿は「C32 軍艦色 (2) 」なのですが、「戦艦大和 」に合わせました。 パーツが脆くデザインナイフは危ない 出来る所まで組み立て「C32 軍艦色 (2) 」で塗装。後方のフェンスのような物が脆くデザインナイフでゲート処理しようとしたら砕けました。何とか「タミヤセメント 」で組み合わせましたが…ヤスリを使う事に致します。本来0.7mmで2カ所穴を開け九六式二十五粍高角機銃を取り付けますが、完成後に穴を開けてない事に気が付きました。 「H16」と「H17」が取扱説明書だと外側から付けているように見えますが内側からなので注意。間違えて接着しヤスリで磨くはめに。 甲板完成 完全塗装してありますが、写真だと明るくしてないように見えますね。 甲板にデカールを貼る ゲームのCGをそのままデカールにしただけなので貼るのが不可能な物が多数あります
主砲と艦橋の土台 最近の戦艦シリーズは「PC(ポリキャップ)」が使われており驚きました。なんと主砲が動きます。子供の頃に作った大和は穴に差し込むだけでしたので振動で抜け落ちてしまい接着してました。艦橋の土台は出来る限り組み立て塗装してから本体に接着。 四十口径八九式十二糎七高角砲 設置 砲台は取扱説明書を最後まで読み本体に接続する最終形態で塗装していますので「タミヤセメント 」の跡を隠せています。ライトがクリアパーツになっていますが、ピンセットで摘まみ「タミヤセメント 」を軽く付け接着するのが至難の技です。先に「四十口径八九式十二糎七高角砲」の下にデカールを貼らないと「九六式二十五粍高角機銃」の後に隠れ貼れなくなるので注意。艦橋の土台にも貼っておきましょう。 デカール「42」と「76」は「O18」と「O19」を接着した後では貼れず手前にずらしました |