■ EP4 - 1. 目覚めの時 【其の5】 | ||||
前回のあらすじ 「ダークファルス」に取り込まれそうになり、間一髪ログアウトしPSO2から東京へ帰還した女子高生の「ヒツギ」。振り返るとベットの上に見知らぬ少年が全裸で寝ていた。現実逃避するも少年は目を覚まし自分のアバターに似ている事に気が付く。 ドンドンと扉を叩く音がし、寮長が怒りに来たとドアを開けると同時に吹き飛ばされた「ヒツギ」。そこにはゾンビが立っていた。「ヒツギ」を庇い負傷した少年。 「……助けて。誰か……助けて……ッ!」 モニターが光り主人公が登場!一瞬でゾンビ達を殲滅するのであった。 「あ、あのバケモノは……?」 「……そっか、よかった。もう、大丈夫なんだよね。」 「何が何だかわからないけど…………あたしたちを、助けてくれたんだよね。あり、がと……う……」 安心して気を失う「ヒツギ」。二人とも無事とのこと。「シエラ」から通信が入り 「それより気になるのはさっきの不可解なバケモノですね。ダーカーとも異なるアレは、一体……」 「リハビリにうってつけの簡単な依頼と思っていたらいきなり未知の座標に転送、そして戦闘……想像以上の大事になりそうですね。」 「今後のことも相談しないといけませんし一度帰還してもらえますか。」 いや、その前に裸の少年に布団掛けてあげなよ 【011-C】夢じゃあ、なかった 再びコメディ 「……は、ははは。あははははははっ!」(少し気が狂ったヒツギ) 「なんだなーんだ!やっぱりバケモノも何もかも夢だったのね!よかったよかったよかった-っ!はー!」 チラッ(沈黙) 「はは……あはは、あははははは……………はぁ。」(膝から落ちる) 「……やっぱり、夢じゃあ、なかった。」 【012-C】かの星の名前 後日。 「シエラ」が先日転送された惑星について現段階でわかっている情報を共有してくれる。 オラクルのある宇宙とは別次元の宇宙。亜空間の先。いわゆる異世界。簡単に行き来はできない。 別次元宇宙で知的生命体が存在する星。 かの星の名前は……『地球』 地球で普通に「ヒツギ」と会話できたのは、言語データを既に情報部が回収済みだった。今回の事を登録すると地球の情報が沢山公開された。情報部が独自に情報収集を進めていた事になり「ウルク」総司令の言うとおり今回の事件はキナ臭い。 情報部は地球の座標データや転送先設定はあまり上手くいってなかったが、 今回の主人公と「ヒツギ」の繋がりのおかげで地球への接続を確立することが出来た。 何故繋がりを持てたか、あちらの世界にどうして飛べたかは不明。 「ヒツギ」の助けて欲しいという願いと助けたいという想いにフォトンが答えてくれたのではないか。 これで自由に地球へと行けるようになったが、調査中なので隠密活動となる。 これで新フィールド東京の開放となります。 何故東京に行けるようになったかの長い設定説明でした。 「フォトンによる認識偽装や空間隔離を行いますのでフォトンを使えない地球の人々にはバレずに活動できるはずです…きっと。」(バレるフラグ) 何故、他の人は気が付かないんだ?騒動が起きないんだよ!という突っ込みを回避する設定ですね。 「透刃マイの先天能力の汎用化とは言っていますが正直なところ、この技術の出所も怪しいです。」 ※ 透刃マイはクーナの使用しているツインダガー ナベリウスに出現したダークファルスのような反応は、あれ以来どこにも確認されていない。 「シエラ」は可能性は低いが引き続きDFを追ってみるとの事。 主人公と「ヒツギ」の繋がり(リンク)は継続して捉えている。
「ほら、闇に飲まれたヒツギさんを助けようと闇を払い、手で触れたじゃないですか。」 「あのときに、貴方のフォトンがヒツギさんに流れ込んだのか彼女の反応を捕まえられるようになったんです。」 「その反応があったおかげですんでのところで助けに行けたんですよ。災い転じてなんとやら、ですね。」 「そして、同時にあちらの情報も断片的ながら収集できるようになったので、地球の現状も調べやすくなって、一石二鳥!」 「ヒツジ」には主人公のフォトンが流れ込んでいるので、いつでも追跡可能という事ですね。「伝説巨神イデオン 」で「ソロ・シップ」に発信器が付けられているのに気が付かず永遠と「バッフ・クラン」に追跡されたのを思い出しました。 「アークスの技術をもってすれば、断片情報をもとに彼女の日常生活を再現映像化することも容易!ふふふ……さあ、どんなシーンが見たいですか?」 言い方と目つきがイヤらしい 「ストーリーボード」とは何か?という説明ですね。断化した情報、遠くにある惑星は光の情報が遅れてくる(残る)ので消滅した惑星でも生前の姿を見られるという話に似ていますね。 キャストは防犯カメラと同じなので、下心は無く適任ですね。生殖も工場生産なので、イヤらしい気持ちも無さそうですし。異常の理由から「覗き」と答えるのは野暮というもの。
「まあもっとも、断片的な情報なのでどの瞬間が再現映像化されるかはそれこそシャオでもわからないかと。」 「かゆいところに手が届かない感じですねぇ。うーん、残念!」 「プライベートをのぞき見しているようになるかもしれなくて、少し心苦しいですが可能な限り、見せてもらいましょう。」
【007-C】「目覚めの時」は【012-C】「かの星の名前」まで休み無しに続くので長いですね。3ページ半使用しました。 (記載:2016年5月6日) |