■ 宇宙の騎士テッカマンブレードとOVAテッカマンブレードⅡの感想 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
□ Infini-T Forceを楽しむため予習する Infini-T Forceが熱い!面白い! 現在放送中の「Infini-T Force」面白いですね!40歳前後なら懐かしさと熱さで涙が出ます。内容は「タツノコオールスターズ」「日本版アベンジャーズ」。高画質な3DCGで滑らかに動き、劇場のような音響(戦闘時の効果音)でヒーロー物の王道を進みます。残念なのはヒロインの性格が悪くPSO2キャラクリのように顎が尖ってるのと、リアル路線なのに脇役の女キャラ達がアニメ声。 未視聴のテッカマン 一番好きなのはキャシャーンで、話が暗く子供ながら心苦しくなり、ガッチャマンは火の鳥の超合金を持ってました。破裏拳ポリマーは当時OVAの新破裏拳ポリマーを借りたが意味が分からず。全く知らないのが「テッカマン」なので、「Infini-T Force」を楽しむため予備知識を入れたいと思います。 Infini-T Force Blu-ray1 2017年12月20日発売予定 7,560円 → 5,619円(2017年11月29日現在) 宇宙の騎士テッカマンとテッカマンブレードは別物 検索すると「宇宙の騎士テッカマン」と「宇宙の騎士テッカマンブレード 」の2作品有り、続編やリメイクでは無く別物との事。友人に聞くと「Infini-T Force」に登場するのは「宇宙の騎士テッカマン」の方ですが、「ブレード」の方が新しく入りやすいので、まずはこちらから見る事にしました。 当時、先輩達が好きで以下の事を話しているのを聞きました。
テッカマンブレードも複数有り TV版テッカマンブレード → LDBOXのオマケOVA → テッカマンブレードⅡ 声優の演技とOP・変身シーンの作画必見! 当時は感じませんでしたが、声優陣が豪華で最近の声優と比べると演技が段違いに上手い。ブライトさんで有名な「鈴置洋孝」氏、当時大人気のヒロイン役「林原めぐみ」氏、叫び声に定評のある「子安武人」氏、のアナゴボイスこと「若本規夫」氏は別格ですね。 90年代の作品なのに本編は1話から作画崩壊が酷いが、OPの「大張正己」氏の作画が神懸かっている。女性キャラの変身シーンに拘りがあるようでヌルヌル動き、乳房に修正も無いので年齢制限があるアニメの様。 話の内容や演出が「エヴァ(ウルトラマン)」「トップをねらえ!」に似ているが、「ブレード」の方が1992年の作品なので古い。そう言えば「エヴァ」は下請けがタツノコなので似るのは当たり前か。 TVシリーズはフラッシュが激しく目がチカチカし何度か目を逸らしました。調べると「ポケモンショック」は97年なので規制前ですね。これでは気分悪くなる人が居て当然。 宇宙の騎士テッカマンブレード Blu-ray BOX【初回限定生産版】 【収録内容】 DISC01(BD:第1話~第7話) DISC02(BD:第8話~第14話) DISC03(BD:第15話~第21話) DISC04(BD:第22話~第28話) DISC05(BD:第29話~第35話) DISC06(BD:第36話~第42話) DISC07(BD:第43話~第49話) DISC08(BD:LD巻末特典映像+LD-BOX収録オリジナル特典映像+森川智之 新規録り下ろしインタビュー映像) DISC09(BD:OVA「宇宙の騎士テッカマンブレードII」全6話+VIRGIN MEMORY) DISC10(CD:CD-SINGLE COLLECTION) 【封入特典】 ・ブックレット(40P) 2016年1月27日発売 41,040円 → 31,507円(2017年11月29日現在) □ 酒を飲みながらメモ帳に感想を箇条書きしたぼやき TVシリーズ 宇宙の騎士テッカマンブレード
1話~3話 軍が強大な力(テッカマンブレード)を手に入れようと目論み対立する王道展開。序盤仲間の上官と隔たりがある事が多いが「フリーマン」は信頼できるオーラを出している。 4話~5話 性悪な「ノアル」は主人公「Dボウイ」に嫌味ばかり言いアキが怪我したのを「Dボウイ」のせいにしているが、不時着が下手で怪我させたのだから操縦してた「ノアル」の責任だろう。「ノアル」はメカニックマン「本田」からトランプの博打で腕時計を奪い取る。これは「Dボウイ」がイカサマを見破り取り返す展開かと予想するも無し、腕時計で「Dボウイ」を殴り壊してしまい「本田」に修理して貰うが、腕時計は誰の物になったのかは不明。 テッカマンは30分しか変身できない「ウルトラマン」的な設定が出て来たと思ったら、時間を過ぎると暴走するという「エヴァ」でした。 6話 「干渉スペクトル」という結晶で変身できない粒子をばらまき主人公はテッカマンに変身できないのに敵「テッカマンダガー」は変身可能。 7話 ロボット「ペガス」作るなんて地球人の技術力凄すぎ…宇宙人と渡り合えたんじゃない?戦闘機「ブルーアース号」が強い。地球の兵器では倒せない「ラダム獣」を次々撃墜。今まで謎の生命体と戦ってたのに突然人型(テッカマン)が出て来て無線で話し出す…何故今まで地球人と一度も喋らなかった?人型(テッカマン)も目撃されなかった? 9話 輸送船の護衛の任務に就く「スペースナイツ」。船長は地球のため敵に偽情報を流し自爆目的だったが、テ乗り合わせた「ブレード」を大爆発で道連れにするなと。テッカマンは異星人の技術で作られてるのでまだ分かるが、乗ってきたロボット「ペガス」は人間が作ったのに…頑丈すぎ。 10話 「ペガス」を置いて発進したのに(スパイがオカマとペガスの記念撮影していて、発進時ノズルで焼かれそうになってた)何故か飛行機内にある。 14話 妹と似ていると言っていたのはヒロインの「アキ」だったのに、オペレータの「ミリィ」に変わってる 15話 市街地を守るため市街地の近くで核ミサイルを使う。巻き添え食らうだろう…放射能も危ないし 18話 「Dボウイ」肉親達を倒すのが目的と散々言っておいて、軍が「ソルテッカマン」を量産してくれた方が自分が雑魚と戦わずに済み、肉親達との戦いに集中出来るのに何故悔しがる?目的を忘れたのか? 24話 「アルゴス号」の話で顔の傷のエピソード無し、、、いつ怪我した?回想シーンを見ると地球に墜落時と格好悪かった。他の不適合者は即ミイラにされたのに親父はピンピン動き回るし、妹は排除が異常に遅くテッカマンに変身できるし…不適合者判断までの時間とテッカマンにされるまでの時間に年単位の誤差があって分かり難い。 ヒロインが妹と似てる→オペレータが妹と似てる→ヒロインに母の面影がある ちなみに妹と似てない 不適合者の死ぬタイミング死に方に矛盾が多い 父がボスかと思ったら既に死んでた。乗組員は即ミイラ化、父は何故か元気で息子を逃がし異物として艦内のアメーバー状のエイリアンに殺される、妹は更にテッカマンに変身でき地球まで来てるのに死ぬ要因は何? 唐突な設定で前回輸血した意味が…トキがアミバになった様な衝撃 26話 打ち切りを意識か? 軍が核ミサイル発射、妹「ミユキ」が死にそうに、敵が全員終結と26話で打ち切りを意識して作った感じがします。調べると「宇宙の騎士テッカマン」は26話で打ち切り。「ミユキ」の変身が全裸になり最近のアニメではNGな乳房まで描かれているのでイヤらしく感じます。何故か巨乳になるのはスタッフの拘りか? 28話 妹「ミユキ」の自爆で基地は地中までえぐれたのに何故か全員無事。感動の仲間や恋人との再開だが、実は27話の総集編を抜くと20分も経過しておらず間のエピソードも無く普通の顔合わせで感動しない。「ミユキ」の自爆でも泣けなかったし感動させるのは下手。 29話 北斗の拳二期のような印象。妹を基地ごと自爆させ主人公達放浪の旅と突然面白く無くなった。エネルギー調達の旅は「ザブングルを彷彿」。妹と共闘を楽しみにしていた人は当時多かっただろうに。味方のテッカマンは主人公のみ、主人公「Dボウイ」は妹の面影を追いかけており妹もブラコン。妹と共闘した方が熱い展開なのに本当に残念。 30話 テッカマンブレードの後編が主人公行方不明で仲間達が軍団を結成し戦い、世界放浪の旅をし突然つまらなくなったので「北斗の拳2」かと思ったら「ヒャッハー」が出て来た。 33話 「アックス」は咬ませなのに話数の関係か(敵不足)毎回逃げるのが飽きてくる。「差しで勝負」と言いながら負けそうになると逃走。ライバルの「バルザック」が仲間に共闘は熱い 34話 弟が曲を聴きながら人間的なトレーニングで苦笑い。主人公「Dボウイ」は「アクス」の事を「ダガー」の仲間で知らないと言っていたが、父の乗組員で一緒に船を操縦していた矛盾。とうとう弟のコーチ、自分たちの師匠だった事になる。主人公は本当に記憶喪失なのでは? 35話 「ラダム」の樹海でガスマスク付けないと歩けない設定は何処に? 37話 今まで予兆も無かったのに、突然変身するごとに身体が蝕まれ細胞が死んでいく設定が追加され倒れる。このシリーズ新設定が突然盛り込まれ唐突な展開になりやすい。以前から変調が描かれてれば良いのに。敵(弟たち)は何故大丈夫なのか? ~37話まで~ 初期に「ラムダ獣」に人間の武器が効かない設定があり地球はボロ負けしたのに、味方の宇宙船「ブルーアース号」登場から戦闘機のや歩兵の銃撃が効き始め無かった事になったのかと思ったら、砂漠の兵士の武器は通じない発言、また効き始めたと思ったら仲間のロボの銃弾が弾かれ、どっちなの? 38話 妹は見捨てたのに主人公を助ける研究はしてる。そもそも初期の設定よりオーバーテクノロジー。砂漠で飲まず食わず彷徨った人って妹の比喩か?主人公重傷なんだから、メディカルルームに運ぶのにタンカを使わず担ぐのは酷い。 39話 「バナード軍曹」自爆しなくても主人公の「ブラスターテッカマン」への改造間に合ったのに…バナードの仲間を全員卒業させたかった思惑を感じる。 43話 突然昔の(戦死した)仲間の恋人が出てくるとはネタ切れか。違和感のある主人公弱体で仲間が死んだ後に元の強さにに戻る。1話限りの使い捨て「バナード軍曹」の元恋人。 45話 40話で総集編やったかりなのに45話でまた総集編。今まで10話ごとでも多いと感じたのにこれは酷い 47話 「ラダム樹」の花が植えた時期が違うのに同時に咲くのはリアリティ無いなと思ってたが、「ブラスターテッカマン」の進化に使われたエピソードと今回早咲きの花があってリアル。 48話 「壮烈! エビル死す」が「Gガンダム」のネタバレタイトル「さらば師匠! マスター・アジア、暁に死す」「G(ゴッド)ガンダム大勝利! 希望の未来へレディ・ゴーッ!!」と同じ臭いがする。確か同じデザイナーが参加している。 OVA 宇宙の騎士テッカマンブレードII
0話 当時流行った昔大ヒットしたアニメの続編をOVA化するシリーズ「マクロスⅡ」「オーガス02」両方好きでLD買いましたが、軒並み転けてますよね。ヒロイン「アキ」のナレーションでダイジェストで早過ぎるしDボーイ記憶戻ったの?何故アキがテッカマンになれるの?と突っ込みが多い。 「.hack//G.U.」、最近だと「ビルドファイターズトライ」もファンは無印主人公の活躍を見たいのに、何故強引に世代交代しようとして失敗するのか? アニメ・漫画でキャラの世代交代成功した例って少ないですよね。知ってるのは「ジョジョ」ぐらい。ガンダムですらアムロ→カミーユ→ジュドー→アムロで、最近のバンダイは「UC」「MOON」と遺産に頼ってるし。 1話 無能な新ヒロイン「ユミ」が何故かテッカマンに選ばれ仲間と隔たりがと王道だが…面白く無い。旧主人公が司令官となりロン毛となるのは「マクロス7」か…主題歌に聞き覚えが…奥井雅美のコンサートには10回以上行った事がある。 4話 プロローグ プロローグまで見ましたが、0話は3話までのダイジェストでした…何の為に作った?4巻販売促進的な物か?流石に強引にDボーイ生き返して直ぐ殺すって事は無いですよね?今回の敵は金髪だけど、前作の重要人物で生き残り今回出て来てないキャラを想像すると…「ノアル」か? 4話 Dボーイが脳組織が崩壊し記憶を失った事も結晶が割れ変身にロボ「ペガス」が必要な事も消え補足も無し、世代交代したいのかブレード無双したいのか迷いを感じる。テッカマン時に金髪なので前作の悪友「ノアル」かと思ったら、ハーモニカ男(オカマ関連?)ぱっと出のキャラに前作主人公がやられるのは萎える。 5話 今の所、オッサン好きの新ヒロイン「ユミ」と、年増好きの仲間「ダービット」と親友のオカマの痴話喧嘩。「Dボーイ」が雑魚に手も足も出ず2連敗させたのは当時ファンには不評だったのでは? 6話 努力する天才の弟、天性の才能を持つ兄、努力したら弟を越えるという無印の設定をここで使ったが「ドラゴンボール」的な展開(修行で返し技のみ身に付ける)で思っていたのと違う。仲間の多さに反し尺が少ないのか、突然打ち解けて掘り下げられなかったキャラ多数。女性キャラ多いのは変身で裸を書きたい為か?「アキ」の変身がやたらセクシーだった。 LD-BOX特典映像(OVA)
特典映像(OVA)1 10分の短編。時系列に疑問はあるが変身シーンが初めて詳細に描かれる。TVでは機械的なスーツに着替えたが、身体が変化し化け物になり生物的。時期的に「エヴァ」の影響を感じる。 特典映像(OVA)2 10分の短編。本編の感動的な和解に水を差すようなエピソードだったが、父が弟「シンヤ」に冷たかった理由と、母が登場しなかった謎が解き明かされる。 特典映像(OVA)3 2で皆???となった為か、1と2の間を映画の予告風にダイジェストで伝える。1クールでやる内容を5分で紹介してもつじつま合わせには不十分。ヒロイン「アキ」のベットシーンがあるが、主人公「Dボウイ」は植物人間状態で、ヒロインが無理矢理襲ってるように見える。当時人気No,1の女性声優だけあって、あげき声などは無く関係の無い心の叫び(主人公が復活しないことの嘆き)を語ってる。 □ 全話見た感想 前半26話で最終回、後半26話は余談、Ⅱは蛇足 TVシリーズは「宇宙の騎士テッカマン」が26話で打ち切られを意識してか26話が最高潮。後半は余談が続きエネルギーを求めた放浪の旅と、師匠「アックス」と何度も戦い捨て台詞を言い逃げていく展開で飽きる。大物感を出していた「ランス」はブラスター化の咬ませに使われ、少しは掘り下げて欲しかった。弟「シンヤ」との戦いまで数話でまとめられそう。その癖ラスボス長兄「ケンゴ」との戦いはダイジェスト感がある。 後付設定が多すぎて困惑する 変身30分経過で暴走は初期設定の感じがするが、予兆も無しに新設定が盛り込まれるので前話までを否定される事がしばしば。富野作品を見慣れてるせいか総集編が多く感じます「第11話・第27話・第40話・第45話」。それで作画崩壊が多いので微妙な気分に。
予想よりウツ展開では無かった 当時先輩からウツアニメと聞かされており、twitterでも主人公は過酷な運命が待ち構えてると教えられたので身構えながら見からか暗い作品とは感じませんでした。「Ⅱ」で復活させたのが不味かった。 エヴァ以降鬱アニメブームが起きたこともありますが、「機動戦艦 ナデシコ」が大好きで、新婚旅行中にテロリストに飛行機を爆破され、ヒロインは転送装置の一部に主人公は人体実験で五感を失いますからね…。 「Infini-T Force」のテッカマンと設定が被ってる場所もあるだろうと思い見てましたが、「ブレード」は全く無関係でしたね。あちらは惑星を滅ぼされ民族を冷凍睡眠させてる移民船の話の様です。 (記載:2017年11月29日) |