■ 想い出のサイコミュ高機動試験型ザクⅡ【前編】 |
□ 想い出のプラモが欲しい 古いプラモは接着剤と塗装が必需で難易度が高い 33年前(1984年)に発売された「MSV( モビルスーツバリエーション )」シリーズは既に廃盤になってると思いましたが、長期に渡るガンプラブームのお陰で定期的に再販されてるようですね。ヨドバシAkibaで見掛け塗装技術が上がったら購入予定でした。難易度の高いPSO2の「コトブキヤ A.I.S 」「青島文化教材社 幻創戦艦 大和 」をエアーブラシを使い「ラッカー系塗料」で完全塗装し完成させましたので、古く玄人向けの「MSV」も作れるかなとJoshinに買いに行きました。思い入れのある2機体は既に近隣店舗で品切れで、注文出来ないか問屋に問い合わせて頂きましたが無いとの事。ネットショップでもプレミアが付き始めAmazonで定価で何とか買えました。 サイコミュ高機動試験型ザクⅡ 正式名称は「サイコミュ高機動試験型ザクⅡ」ですが、Amazonでは「高速機動型ザク 」で売られてます。小学生の夏休みに引越をしガンプラブームでニュースでは各地のデパートで売り切れてると報道されていました。クラスに馴染めないでいると誕生会を開催してくれ何個もプラモデルを貰いました。 全部作りましたが一番出来も耐久性も高く公園と寺院で遊んだのが「高速機動型ザク 」でした。最近調べてみると、当時のガンプラの中でかなり完成度が高かったとのこと。小学生なので未塗装、デカールを貼る技術も無く灰色一色、可動部分も接着し耐久度重視でした。これを完全塗装で作るのが近年の夢でした。 サイコミュ高機動試験型ザクⅡのランナー 初期のガンプラは可動が無いに等しくパーツも少なかったと記憶しておりますが、意外と多く1日で作るのは無理そうです 「逆襲のシャア」まで大型MSと聞きますが、最近のMSとサイズは変わりませんね 懐かしいですね…こんなカードが付いて来ましたよね □ サイコミュ高機動試験型ザクⅡを作る 下塗り パーツは初期のガンプラなので灰色一色なので完全塗装が必需。 バーニア部分は「c28 黒鉄色 」で吹き掛けました。 白一色とシンプルな機体で初心者向きです。 大部分は「C62 つや消しホワイト 」で吹き掛けましたが、問題点があります。 □ 赤いラインは自力で入れる必要あり 赤いラインは「水転写デカール」が付属する物だと思ってましたが、全て自分で塗装しろと言う投げっぷりです。質問サイトで相談したところ、線の塗料は「アクリル塗料」「エナメル塗料」に変えるか、「ハセガワ トライツール TF12 赤色 フィニッシュ 半ツヤ 」を使用するかとの事。 マスキングテープ+アクリル塗料 そこで太いラインは「ラッカー系塗料」で下塗りをしマスキングテープでラインを作り「アクリル塗料」で吹き掛けましたが少し染みてしまい「つや消しホワイト 」の筆塗で修正しましたが、目立ってしまい自分の塗装技術の低さを痛感。 ハセガワ トライツール フィニッシュを使う 「ハセガワ トライツール TF12 赤色 フィニッシュ 半ツヤ 」は封筒サイズで1枚1,140円もするので使用するか悩みました。Joshin・ビック・ヨドバシで売り切れ仕方なくAmazonで注文しましたが、お気に入りに入れた後に940円まで下がりました。お気に入りにすると即価格が下がることが多いので相手に通知が行くのか?やはり品薄で入荷待ちです。 カットが難しい 台風の影響で発送が遅れましたが何とか手に入れました。デザインナイフの刃を布や紙を切る刃に交換しカットしましたが、伸びるゴムのような材質なので何回か失敗。1枚千円もするのに勿体ないです。 出来映えは塗装を越える デカールを想像してましたがゴムを貼り付ける感じです。コスパは最悪ですが、粘着力も高く伸びるので完成度は塗装に比べ見違えるほど良いです。 サイコミュ高機動試験型ザクⅡ アーム制作 ロケット状の物にバーニアを付けます。調べるとバーニアの数が多いので当時部品獲り用に売れたとの事。 水転写デカールの質が悪い 33年前のプラモデルなので仕方ありませんが、「青島文化教材社 幻創戦艦 大和 」の異常な多さだったデカールに比べ質が悪いです。10秒~30秒水に浸けると記載がありますが、2~3分浸けても浮かず専用のピンセットで剥がそうとしたところ一部欠けてしまいました。それも数字部分だけ獲れずカットした余白も一緒に付いて来て悲惨でした。柔軟剤と接着剤が混ざった「Mr.マークセッター MS232 」を使用。 アーム完成 取扱説明書を読むと細かい「水転写デカール」は完成後に貼れますので後回しにします |