■ HG 百練(アミダ機)を作る |
□ 棚の双璧百練 「百練」は真っ白な試作版に一目惚れしブルーの「百練(一般機) 」では無くピンクの「百練(アミダ機) 」が良い色なので買う事にしました。鉄血1期は気合いが入っており2015年12月12日発売のHGは何と4種類。「百練」2種以外にも「グシオン 」と「マンロディ 」も同時発売で、「グシオン 」の前人気が高くブームに便乗し変更しました。 「百練(アミダ機) 」はマフィアの姐さんの機体で、即停戦し何と鉄華団はマフィア入りし「オルガ」は「名瀬」の弟分になるという超展開で、それ以降「アミダ」は艦内に留まり出番が無くなった機体。 それ故「マンロディ 」と 「百練(アミダ機) 」は棚の双璧で全く売れず、2016年3月にAmazonで1,296円→545円と58%引きになっているのを発見し注文。鉄血はプラモ発売のペースが早く積みプラとなっていましたが、二期開始により優先的に作りました。 □ 百練アミダ機制作開始 百練アミダ機のランナー 鉄血シリーズ売りの「フレーム」が採用されていない機体は力が入っていないプラモと分かり易い。 バーニアを改造 バックパックのバーニアが一体化しており4mm程度のバーニアだけをグレーで塗装する必要があります。外側の境目がはっきりしていれば塗れるのですが「承太郎」の帽子並みで厳しい。取扱説明書の見本はどうやって塗ったんだ?プロは凄い。 もしもの時用に余ったパーツをしまってある箱からバーニアを探すと「ザクアメイジング 」の物を発見。 大きさが合いますね。これなら塗装できます。 「モンザレッド 」で全体を吹き掛け、穴を塞ぎ周囲を軽く「ダークグレー 」で吹き掛け熱を表現し取り付けました。簡易マクロレンズで撮影したので光の関係から左端がカビのように見えますが実際はありません。 百練アミダ機 ボディ完成 このシールは1mm強なので貼り難く直ぐに剥がれます。 先程改造したバーニアです。上の写真は変に写っていましたが実際は綺麗です。 百練アミダ機 ヘッド完成 目が細くシールを貼るのが大変。胸のシールもそうですが、「デカール・シール用のピンセット」があると便利です。「タミヤ No.52 デカールピンセット 」がお奨め。 百練アミダ機 アーム完成 両肩側面の穴も部分塗装必需です。「ダークグレー 」で筆塗りしました。ネットで批評の多い肩の付け根ですが、PCの前後に羽根があり可動が悪いですね。一箇所白くなってしまいました。 百練の足が酷い 足裏が穴だらけで酷いです。足の甲のパーツは普通に差し込んでも亀裂(写真下)が入ります。百練は体格が良いのに小足で立たせるのが困難。 百練アミダ機 フット完成 両足の部分塗装必要な箇所は合計14箇所と鬼畜。それも塗り難いので少しずつ「ダークグレー 」で筆塗りしました。 腰のバーニアも部分塗装 腰のバーニアも部分塗装が必要です。今回は簡単な形状でしたが、部分塗装する箇所が全身にあり「グシオンリベイク 」並みに酷い。 百練アミダ機 ウエスト完成 左右の装甲はPCに軽くはめ1点で支えているので抜けやすい。 百練アミダ機 ウエポン完成 「百練(アミダ機) 」は手抜きキットですが武器が4種類も付いてくるのが嬉しい。ここにコストが掛かっているのかも知れません。せっかく「エアーブラシ」を購入したので全体を「ダークグレー 」で吹き掛け刃部分のみ筆塗りしました。 |
■ レビュー | ||||||||||||
□ 撮影会 百練アミダ機 / 片刃式ブレード 完成品見本にあるポーズを取らすのに15分要する。原因はネットで不評の肩。肩パットが外側に「ハ」の字にしか開かず胴体との境に「||」状の羽根がある為、腕を動かすと干渉し付け根から抜けます。首が緩く腕を動かすと首が落ちます。今まで作ったガンプラで初めての現象です。 腰の左右の装甲も一点をPCで支えてるだけなので足を動かすと抜けます。「片刃式ブレード」の柄は細いので落ちてくる。手の甲は弱く直ぐに剥がれ全体的に可動範囲は狭い。 百練アミダ機 / アサルトライフル 百練アミダ機 / 前面 キャラスタンドプレート「クーデリア・藍那・バーンスタイン 」を使用していますが、スタンド無しで自立させるのが困難で倒れてしまいます。身体がドムみたいなのに小足で脚が広がらないのが原因ですね。 百練アミダ機 / 背面 原作主義なので改造は嫌いですが、バーニアが小さすぎ私の技術では塗装が出来ないので「ザクアメイジング 」の余った物を「エアーブラシ」で塗装し取り付けました。 百練アミダ機 / ナックルガード 「百練(アミダ機) 」の特徴的な武器「ナックルガード」ですが、作中(アニメ)で使われた記憶がありません。鉄血はこれが多いです。 カメラ:CANON EOS Kiss X5 レンズ:SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM □ レビュー
「マンロディ 」と共に棚を守っている守護神。半額セールでも売れ残っていました。アニメでは全く戦わず登場も1回のみ、後半は地上用の「漏影」に改造され活躍したのでプラモ化の要望が多い。 ネットで評判が悪いのは肩の可動。何度も記載したので細かく書かないが干渉して腕と首が抜けてしまう。脚を動かすと左右の装甲が落ちる。小足で脚も広がらないので自立が困難。 部分塗装が必要 鉄血シリーズは色分けが良く武器のみ塗装すれば済みます。「百練(アミダ機) 」は肩の2箇所、脚の14箇所、背中のバーニア2個と腰のバーニア1個と全身に部分塗装必要な箇所が有り「グシオンリベイク 」並みに酷い。足裏はスカスカで、足の甲と肩の付け根は弱く白い亀裂が入ってしまいました。 事前にネットで批評が分かるので可動範囲の狭い物、色分けが不十分な物は売れない傾向にあります。鉄血シリーズの売りである「フレーム」を採用してない事からも分かるように手抜きキットです。唯一褒められるのは武器が4種付いている事です。鉄血シリーズは価格を抑える為か武器不足で不満のコメントを見掛け「武器セット 」を別に買う必要があります。 (製作:2016年11月2日~14日/記載:2016年11月16日) |