■ プラモ初心者がG-アルケインを作ってみる | ||
□ G-アルケインを作る 格好いいが不遇な機体 アニメ放送前は一番人気だった機体「G-アルケイン」。蓋を開けてみれば搭乗者が「ポンコツ姫」の異名を持つ「アイーダ」。今の所は撃墜数0と全く活躍していない。足を引っ張るお荷物の癖に我先に出撃し仲間に迷惑を掛ける。アニメの中では「突撃娘」「じゃじゃ馬娘」と呼ばれている。 「富野監督」が可変機構がある事を15話まで忘れていた影響で劇中ではまだ可変してない。これらの為か余り売れてないようです。 しかし形は良くヒロインの姫様が搭乗するため女の子の様なデザインです。何でも「リボンの騎士」をモチーフにしたとか。可変した姿は「エルガイムMk-II」に似ており格好いい。 パーツ確認 「グリモア」「モンテーロ」に比べパーツ数が多く細かい。一番最後に回して正解。 顔完成 「モンテーロ」同様にパーツが細かく作るのが大変。目のシールも細い場所に貼らなければならず「精密ピンセット」が必需。「アンテナ(角)」が多く折れそうで怖かった。今回も組み立てながらの「墨入れ」となります。初の「ブラウン」を使用。オレンジが中心の「G-アルケイン」の為に「スミ入れペン(極細)」と「スミ入れ用エナメル塗装」の「ブラウン」を買っておきました。 胴体完成 何度もやり直したが胸の墨入れが上手くいかず。凹凸が無い為範囲が難しい。どう頑張っても手塗り感が出てしまう。 腰完成 左右がシールなのが目立ち格好悪い。白いパーツをハメ込み、黒で「墨入れ」にして欲しかった。 腕完成 腕のパーツ溝が浅く難しく2時間程掛かりました。 指の「墨入れ」は面倒だが面白い。「墨入れ」は大好きです。 足完成 膝の可動パーツの向きを間違えており、腕を調べた所こちらも逆向きになっていました。形がほとんど同じで逆向きでも普通に可動してしまうので間違いやすいですね。説明書をよく見ると「向きに注意マーク」が付いているのですが、このマーク自体を見落としやすい。 足の「墨入れ」は大変で2時間程やっていました。白いバーニア部分の黒が本当に難しいです。何度もやり直しました。 本体完成 良い感じに仕上がりました。後は背中の「翼(可変機構)」と武器ですね。「G-アルケイン」は武器が多いので大変そうです。 翼(可変機構)の墨入れ 「G-アルケイン」はパーツが多くて大変ですね。「墨入れ」に時間が掛かります。 翼(可変機構)完成 丁寧に期間を掛けて作っているので、技術が無いながらも良い感じに仕上がりました □ エナメル塗装で割れるプラスチック これは飛行形態の頭部分ですね。昔の戦隊物(サンバルカンなど)やロボットアニメで合体変形する作品はコクピットが移動します。飛行形態時にヒーローが乗っている部分で、男の子の憧れです。 武器に墨入れ 「G-アルケイン」は対艦用の長距離ライフルが2本付いてきます。2本とも「墨入れ」するのは面倒ですね。 頭に被さる白いパーツのハミ出した墨を「溶解液」で落とそうとしても落ちません。どうやら「ヒビ」の様です。一度先端部分の1cm程のパーツを椅子の下に落としてしまったので、その時に踏んでしまったのか。調べると2箇所ありますね。今まで丁寧に作り「グリモア」「モンテーロ」と失敗せずに来ただけにショックです。完成後は見えなくなる位置なので我慢しますか。「スミ入れ用エナメル塗装」を使うと「ヒビ」の中に入ってしまい目立ちますね。 盾に墨入れ 次は盾に墨入れをしました。「ヒビ」の入った先端部分のパーツは一度墨を「溶解液」で落とし綺麗にし、「ヒビ」に墨が入らない様にやり直しました。あれ?” ヒビが2箇所から3箇所に増えてません?? ” 見落としか、組み合わ部分なので「ヒビ」が入り脆くなっている所に圧力が掛かって増えたのでしょう。 パーツが勝手に割れ落ちる 割れない様に圧力を弱める為、先端のパーツを少し浮かしたいと思います。 軽く触れるとポロッと落ちました。もしかして「エナメル塗装」か「溶解液」はプラモを割りません?? 修理したいと思います。まさか「タミヤセメント 」を使うことになるとは。 修理完了 上手くいきました。運良く飛行形態でもMS形態でも隠れる部分なので良かったです。 □ エナメル塗装と溶解液はプラモを割る 疑問に思いtwitterで質問してみたところ「エナメル塗装」も「溶解液」もプラスチックを割るとの事。何故そんな物をプラモ用として売っているんだ?これからは細い・薄い部品に使わないよう気を付けないと駄目ですね。
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