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■プロ向けカメラ用PCを組み立てる【後編】
フロントベイ カードリーダの組み立て
3.5インチベイ内蔵型 カードリーダー SFD-321F/T81UEJR」2,553円と外付けUSB3.0のカードリーダより高いですが、内蔵SATAの方が邪魔にならず高速で便利です。欠点は「エクスプローラ」上に大量のドライブが現れることですが、USBから電源供給されるので起動後にオンオフ可能。
フロントベイ カードリーダの組み立て

3.5→5.25inch変換
Cooler Master CM 690 III 」 には3.5inchベイが無いので「AINEX 3.5 → 5.25インチ変換マウンタ HDM-08A」860円を使います。店員はUSB接続と言っていましたが、SATA接続で電源をUSBで供給ですね。その方が高速で便利なのですが、マザーボード上のコネクタ数が足りるか心配です。
3.5→5.25inch変換

こちらは叔父が2年前にhpの旧PC用に購入した「BDR-208JBK
状態が良くこのパーツのみ流用
フロントベイ カードリーダの組み立て

ドライブの導入
Cooler Master CM 690 III 」前面の網を外し製品版PCを参考に一番上にカードリーダを導入。トレイが開いてる時にSDカードを抜けないので、リーダが上の方が使いやすいと思います。プラスチックで固定しネジ要らずのタイプですが、ガタガタするので左右からネジ留めしました。ドライブが揺れるのは不味いです。電源がまだなので内部接続は後回し。
ドライブの導入

電源の取り付け
Seasonic」の「SSR-550RMS
高級感ある箱に入っておりコード類は専用の袋にコードを束ねるベルトも付属
電源の取り付け

ケース背面からネジ留めします。「Cooler Master CM 690 III 」にはケースに合う黒いネジが大量に付いて来ましたが、残り少ないので電源に同封されてる銀のネジを使いました。
電源の取り付け

電源を付けてからが本番。配線関連が一番大変です
電源の取り付け

マザーボードに電源を接続
基本となる「マザーボード用電源」と「CPU用電源」を接続
マザーボードに電源を接続


ビデオカードの取り付け
ツクモでセール品になっていたASUS製「PH-GTX1050TI-4G 」。1050Tiで15,980円とコスパが一番良いグラボ。長さも192mmで電源接続も要らず使い易い。
ビデオカードの取り付け

二段式で無いので「DVI」×1と物足りないが「HDMI」と「DisplayPort」を使えば3モニタ可能
ビデオカードの取り付け

グラボの位置にあるインターフェイス用の蓋を外し、次にグラボ接続面のキャップを外してから差し込みます。奥まできっちり差し込みますが、割れやすいので注意。最後に先程のネジで固定。最近のグラボは小型で電源供給も無しで良いですね。当方のは30cmあり電源も必要でケース内部が大変な事になっています。
ビデオカードの取り付け

ケースのピンをマザーボードに挿す
まず略字になってるのが分かり難い。「Pow(電源)」「Res(リセット)」「Hdd(ハードディスクランプ)」「Led(電源ランプ)」等とケースのコードに2mm程度で書かれており、コード類を書き分けマザーボードの針山に刺していく。マザーボードに書いてある文字が見難く場所も分かり難い。取扱説明書片手にやるが、+-が分かり難いと自作PCで一番の難所。今まで1度で正解したことは無いが今回は初めて1度で成功。
ケースのピンをマザーボードに挿す

M.2の取り付け
SSDの早さにも驚かされたが、それを更に上回る「M.2」という規格で今回初挑戦。何でも読み込み時間が無くなるらしい。SSDで定評のあるPLEXTORの「PX-256M8PeG 」は「Option ROM」が導入されており、「UEFI」非対応のマザーでも強引に拡張し対応マザーにするとの事。放熱板が付き熱対策も安心。
M.2の取り付け

高級な最新パーツなのに小型で薄く恐い。横向きの「PCI Express」に差し込むと45度の角度でプラプラしますが、ネジ留めすると固定されます。電源の配線も無くこんなにコンパクトなのに256GBでSSDより高速で読み込み無しは凄い。
M.2の取り付け

HDDの取り付け
SSDを壊さないように「マイドキュメント」「ブラウザのキャッシュ」「焼きソフトのイメージ」などを移動するようのHDD。東芝 「DT01ACA300(3TB SATA600 7200) 」。DTの中身は高品質の日立製。5年目のロングセラーで7,680円とコスパ最高。
HDDの取り付け

SATAの接続
M.2」の1番に「PX-256M8PeG 」を挿しているので、SATAの1番は使えません。そこでSATAの2番にHDD、SATAの3番にブルーレイドライブを接続。電源「SSR-550RMS 」は「プラグイン対応」なので構成に合ったコードを自分で取り付けていきドライブ類を接続。
※ HDDの接続はOSインストール後にしないと不具合が出る可能性があります

3.5インチベイ内蔵型 カードリーダー SFD-321F/T81UEJR 」はマザーボード上のピンに挿すので、SATAと電源供給用のUSBに接続。「Cooler Master CM 690 III 」上部の「USB」「ヘッドホン」「マイク」を全て接続するとマザーボード上のピンは全て埋まります

ケースファンの接続
上部と背面ファンをマザーボードのファンコントロールに接続。上部ファン2個は増設したコネクタに前面ファンは直接電源に接続。

最後にケースから出ているコードで余ってる物が無いか確認しましょう

SATAの接続

□ 動作確認
OSを入れずに電源を入れ動作確認。エラー音も無く1度で起動したのは初めてです。
昔は「Pow」「Res」「Led」などのピンに+-が書いておらず何かしら逆に付けてました。
動作確認

UEFI
これが次世代「BIOS」と呼ばれる「UEFI 」ですね。マウスが動くことに感動。全てのデバイスを認識していますしFANも回っており温度も問題ありません。「価格.com」の質問板で聞いたときはWin10をインストールしないと「Boot Menu」に「M.2」が表示されないと言われましたが、右下に表示され自分で選べますね。普通のHDDと変わらず簡単です。
UEFI
(記載:2017年8月17日)
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