■ Win95/98のソフトを動かす架空環境が欲しい |
□ 基本操作 マウスのウインドウの外に出す 最初にマウスが外に出せなくなり慌てるかと思います。 Virtual PC 2007内でクリックすると小ウインドウ内にマウスアイコンが入り込みます。 そしてウインドウの外にマウスが出せなくなりますが、右側の[Alt]を押すと出せるようになります。左側のでは駄目です。 Windows2000のログイン ログインする為にIDとパスワードを入力しなければなりません。 しかし[Ctrl+Alt+Del]を押すとVistaのタスクマネ-ジャが立ち上がってしまいログインできません。ここでも躓きますが、メニューバーの[操作]の中に[Ctrl+Alt+Del]が用意されております。 ドライバなどは必要無し 驚いたのが、音源やグラフィックカードのドライバも必要無しで架空の物に自動で置き換えてくれているようです。そしてUSBのマウスやキーボードも動きます。 Vista上の物を自動で変換してくれているようです。 凄いですね。 画面サイズも普通に架空OS上で変えられますが、所詮エミュレータなので大きくすると重くなりますので控えめに。 □ 状態保存 架空OS上で「シャットダウン」もしくは「電源を切る」で落とせますが、ゲームのエミュレータのように「状態を保存する」で、どこでもセーブが出来ます。 このように複数のOS(環境)を「Virtual PC コンソール」で管理でき、とても便利です。 上から[電源が落ちている状態]、[実行中状態]、[状態をセーブし落としてる状態]です。 OSはこれに合わせて別途用意する必要がありますが、要する方は過去に使っていて持っていると思われますので。 右下に常駐しますが、重くなりますので使わないときは切りましょう。 |
■ 共有設定 |
バーチャル環境の中のHDDはバーチャル環境の中のものだけとなり、本体や他のVirtual PCとやり取りが出来ません。デフォルトでは(A:)フロッピードライブ、(C:)HDD、(D:)CD-ROMしか用意されておらずリムーバルディスクはありませんので、データのやり取りに困ります。 しかし[共有フォルダ]を使用できれば簡単にやりとりできるようになります。 1.「Virtual PC コンソール」を立ち上げる 2.共有フォルダを設定したいPCを選び[設定]を押します。 3.[設定]の中の[共有フォルダ]を選びます。 しかし標準設定では「インストールされてません」と表示されており フォルダの共有が選べません。 |
□ 追加機能インストールの仕方 1.メニューバーの[操作]を選びます 2.[バーチャル マシーン追加機能のインストール/更新]を選びます そうすると以下の様な小ウインドウが出ます。 [続行]を押し進みましょう。 3.追加機能のインストール [次へ]を押して行くだけです。 □ 共有フォルダの設定 これで先ほどは選べなかった共有フォルダの追加が可能となっております。 予めPC上の余裕のあるHDD上に共有するフォルダを作っておきましょう。 当方の環境ではPドライブに[共有]というフォルダを作っておきましたので、そこを指定しました。 バーチャル環境上の[ドライブ文字]も指定できます。デフォルトが[Z]でしたので、そのまま使用しました。常に共有にチェックを入れた方が便利かも知れません。 □ 簡単なファイル移動 ドラッグ・アンド・ドロップでも移動できますが、やはり共有フォルダを作りそこにファイルを保存するのが便利です。 □ 結果 Vistaで使用できなかったソフトをWin2000ではインストールした所、同じようにインストール出来ず。Win98se(英語版)にインストールしたところ動きましたが、文字化けしていて読めませんでしたので、インストールした状態でファイルをWin2000に持って行ったら動きました。 ここまでしてやりたかった物が、昔買ったWin95/98専用美少女ゲームだった訳ですが…。 |
□英語版OSの日本語化 正規日本語版Win98とWinMeなどをもう使う事がないだろうと先日捨ててしまい。入手困難でやっと手に入ったのが英語版の「windows 98 second edition」と日本後版「Windows 2000 Serve」。よって日本語化についても調べましたので記載します。 Win98 国際化されておらず国事に発売された為に日本語化は困難 Win2000 Win2000は国際化を意識しており他言語が使えるらしいが、よって日本語化も可能で簡単との事でしたが、そのやり方の公式ページが http://www.nihongook.com/win2k/japanise_w2k_new.htm と、既に消えておりやり方が分からなくなっており事実上無理です。 (記載2011年10月3日) |