■ SATA→USB簡易外付けキット |
□ PCを処分するときは必ずHDDは取り出す 親戚が「Windows XP」サポート終了に伴い、PCを下取りキャンペーンを利用し買換える事になりました。キャンペーンの概要を読んでみると内臓HDDは必要と無い事。HDDは個人情報の宝庫でフォーマットしてもデータが復元可能と危険で、データ移行の事もあり取り出しておくように指示しました。 重要なデータは全てDVD-RにバックアップしPCに入れたとの事でしたが、「Windows XP」を3アカウントで使っており、1アカウント分のデータを取り出し忘れていたとのこと。 今回の依頼は取り出し忘れた「1アカウント分のデータを取り出す」事となります。 内臓HDDを外付けUSB変換(外部電源) 今回用意したのは「GROOVY HDDをUSB SATA接続2.5/3.5/5.25"ドライブ専用 UD-505SA 」。こちらは1,500円程度の商品です。 [1920×1280] カメラ:CANON EOS Kiss X5 レンズ:SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM [Canon用] 一家に一台の便利品 こちらは内臓HDDやBDドライブなどを「SATA」→「USB3.0」に変換します。「内臓電源」→「外部電源」に変換しますので、簡易で安い外付けドライブができるわけです。 ただ内臓ドライブが剥き出しになりますので、ホコリや衝撃に弱く得にHDDはクラッシュと向かい合わせになります。一時凌ぎや「データ取り出し用」に向いています。 Windows7・Mac OS X・PS3・REGZAに対応している便利物で一家に一台といった感じです。 他には「IDE」接続用や「SATA」「IDE」両対応用など便利で安い物が他社からも出ていますので、環境に合った物を探しましょう。 [1920×1280] カメラ:CANON EOS Kiss X5 レンズ:SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM [Canon用] □ 接続の仕方 1.HDDを取り出す 「Dell Dimension C521」から取り出した「HDD」。 本体は下取りキャンペーンの割引を適用させるため既に引き取られ済み。 [1920×1280] カメラ:CANON EOS Kiss X5 レンズ:SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM [Canon用] 2.電源ケーブルを組み立てる ケーブルとアダプタで分かれていますので接続します。 [1920×1280] カメラ:CANON EOS Kiss X5 レンズ:SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM [Canon用] 3.SATAと電源ケーブルを接続 「シリアルATA」と「専用電源」のコネクタ形状が折れやすい事で有名なので丁寧に差し込みましょう。 [1920×1280] カメラ:CANON EOS Kiss X5 レンズ:SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM [Canon用] 4.PCを立ち上げる 接続前にPCを先に立ち上げましょう。先に接続してしまうと、OSが入っている「HDD」なので起動を迷ったり不具合を出すことがあります。 5.電源ケーブルを挿す HDDが空回しになるとクラッシュする危険性があります。以前電源ケーブルだけ抜き忘れ空回しさせてしまった所、クラッシュしてしました。
電源コードに付いているスイッチを「オン」にします。 [1920×1280] カメラ:CANON EOS Kiss X5 レンズ:SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM [Canon用] 8.起動と認証 「接続キット」が起動し始めます。剥き出しですので音が大きいです。”起動状態でHDDに振動を与えるとクラッシュしますので、絶対に動かさないように安全な場所で行います。” 「Windows7」では自動でデバイスをインストールし認証してくれます。 [1920×1280] カメラ:CANON EOS Kiss X5 レンズ:SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM [Canon用] 次回は本題のデータの取り出し方です。結構面倒でコツがいります。 |
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