■ Shuriken 2018 | ||||||||||
□ Shuriken 2018を使う 今回自作の目玉は初の有料メールクライアント「Shuriken 2018」の導入。旧PCはWindows7からアップデートしたので今までWindows10でも「Windows Live メール」が使えていましたが、壊れ組み直したのでサポートが終了した「Windows Essentials 2012」はDL出来ません。付属の「メールアプリ」はタブレット向けで不評です。 昨年夏に質問サイトで聞くと有料版含めるなら「Shuriken」、無料版限定なら「Thunderbird」と教えて頂きましたので、PCを組み直したときは「Shuriken」と考えていました Outlook Express(廃止)→ Windows Mail(廃止)→ Thunderbird → Windows Live メール(Essentials 2012 廃止) Shuriken 2018 製品版を購入 今回は予算が少ないので断念しようか悩んでいると、付き合いのある中国企業がAmazonギフト券を下さいました。謝謝! 日本の製品では珍しくダウンロード版と価格差がありダウンロード版の方が安くお得ですが、今回のようにPCが壊れたとき気軽にシリアルを見られないのと、記事を書くのに写真が欲しいためパッケージ版に致しました。 迷惑メールフィルタ 「学習型迷惑メールフィルタ」「基本フィルタ」から選べます。「Shuriken 2018」の売りは無料クライアントとは違う優秀な「学習型迷惑メールフィルタ」との事なので選択。 まだ学習が足りないのでしょうが、1ヶ月使用した感想は「Windows Live メール」の方が頭良いですね。 導入時に保存フォルダが選べる 「Outlook Express」系はメールフォルダをCドライブ奥深くに強制的に作られ「保存場所」の変更も分かり難く苦労しますが、「Shuriken 2018」はインストール時に選択でき、後でも簡単に変更可能と好感が持てます。 複数用意されたデザインに変更可能 数多くのデザインが用意され好きな物から選択できます。目に優しい暗い配色で和風の物を愛用していますが、無料クライアントのシンプルな物の方が見やすく未だに慣れず苦労しています。 迷惑メールを除外すると受信箱に戻してくれる 「Windows Live メール」は間違えで迷惑メール指定された物を解除した場合、迷惑メールフォルダに残ったままとなり自分で受信トレイに移動させる必要がありましたが、「Shuriken 2018」では除外すると自動で受信したアドレスの受信箱に移動させるか聞いてきます。何気ない事ですが便利です。 押し間違えで迷惑メール指定しない配置 「Windows Live メール」は「メール削除」と「迷惑メール指定」ボタンが隣接しており、読み終わったメールを次々削除していくうちに若干カーソルがズレ「迷惑メール指定」してしまいゴミ箱の中を探し解除するのが面倒でした。「Shuriken 2018」は離れており未だ間違えてません。 □ HTMLのメールが三重セキュリティで読むのが大変 デフォルト設定の状態で使っていますが1番の不満点 1. HTMLを選択 ウイルスやフィッシング対策でHTML形式のメールは「テキスト」と「HTML」で強制分離させられます 2.「内容を表示」 をクリック 「HTML」を選択しても一切内容が出てきません 3.「ブロック解除」をクリック 「内容を表示」 をクリックしても画像が表示されず… どれだけHTML形式のメールを見せたくないのかと ちなみに「ブロック解除」をクリックしても画像が表示されないメールが多いです 先ほどPayPalのパスワードを忘れ「セキュリティコード」を送って貰いましたが 「HTML」→「内容を表示」→「ブロック解除」を押しても表示されず少し苛立ちました 検索性能が悪く重い 2番目の不満点。「WD Blue 3D NAND 500GB 」を使用しメモリ「crucial DDR4 2666 8GB×2枚 」の最新PCでも処理が重い。検索で数分待たされるが未だ見付けられたことが無い。「Windows Live メール」の方が高速で確実に探し出してくれます。同様にフォルダ内のメールを整理し軽くしてくれる機能がありますが、いきなり失敗し” メールが破損した可能性があります ”と表示され使えない。
1ヶ月間毎日使用した感想。インターフェイスは「Windows Live メール」より若干癖のある「Thunderbird」に類似しているので、「Thunderbird」経験者なら抵抗なく使えると思います。「Windows Live メール」使いならフラストレーションが貯まるでしょう。スパムの自動分別もまだ機能してませんし無料クライアントと差を感じられていません。 問題は有料ソフトで5千円しますが、無料ソフトの「Thunderbird」と大差ないこと。しかし「Thunderbird」はMozillaが撤退し先行き不安ですが、オープンソースでない限り「Shuriken」もJustSystemsが撤退したら同じですからね。もう少し有料版ならではの利点が欲しいところ。 (記載:2018年4月7日) |