■ Windows 10への無償アップグレードを頼まれた |
□ セッティング 2年振りとなるネット接続 「Windows 10」の無償アップグレードが7月28日迄となり、叔父にアップデートを頼まれました。インターネットに繋がってない環境で、2年前に「SIGMA Photo Pro」を導入するため「Windows update」を頼まれて以来となりますので、メンテも合わせて行いたいと思います。 環境説明 左にあるのが叔父のPC「HP Pavilion Desktop PC p6270jp」 上にあるモニタは叔父からのお下がりです。写真編集用に「EIZO ColorEdge 23型 」を購入したので「モニターアーム」で遊ぶため古いBenQを譲ってもらいました。そのため通電機会が少なく、今回のような用件のときに使用しています。 下にあるモニタは当方のPCと繋がっている三菱の「RDT234WT」。グラフィックをやっている人に愛用者が多いモニタで最後の国産品。 画面が暗いと反射してしまいますので、撮影の関係上PSO2のOPを流しています。 上のキーボードは完全防水で定価1万円をAmazonで5千円で買った物。当方のPCと繋がっています。下の白はAmazonで72%の982円で購入した超お得キーボード。Dellと繋げました。トラックボール「M570t」は当方のPC、メタリックレッドのマウスはDellです。部屋までLANケーブルを1本しか線を引いてませんので、11年前に買ったスイッチングハブを引っ張り出してきましたが、まだ動きます。右上の赤い箱は3TBの自作外付けHDDです。 □ メンテナンス ビデオカードの最新ドライバは非対応 起動するとまず「Acrobat Reader」と「NVIDIA」の更新の告知が出ました。「Acrobat Reader」はワンクリックで終わりましたが、ビデオカードの方は「ドライバの更新」をクリックしても0%のまま動きません。15分放置しても無理でした。そこで下部にあるURLをクリックし直接ダウンロードしましたが、「ビデオカードが対応して無い」とインストールは拒否されました。メンテ後、Windows 10の導入後も無理でしたので、搭載されているグラボは最新ドライバが対応してないようです。 HDDは黄色信号 「CrystalDiskInfo」を使用しHDDの状態をチェックしたところイエローシグナル点灯。しきい値と近い物にチェックを入れました。まだ平気ですが、一応大事なデータのバックアップを奨めておきます。 「しきい値」はメーカが公開している、これを越えたら壊れるかも知れないという数値。HDDは使用状況やエラーなどが「S.M.A.R.T.」に保存されていきます。それを閲覧するソフトです。 「デフラグ」を行うとトドメを刺してしますので、止めた方が良いでしょう。 Google Chrome 導入 叔父はネットをそろそろ始めたいとの事で、見積を渡しておきましたので、こちらの下準備も行っておこうと思います。「Google Chrome」の最新版を導入。 【PCでネットを始める見積を頼まれた | プロバイダーの選び方・契約のあれこれ 】 □ Windows update が機能していない エラーコード 8007000E このネットが繋がった状態で放置しておけば、勝手に色々なパッチが導入されて行き再起動が指示され、最終的に右下にWindows 10のアイコンが表示されると思います。 ……。 …………。 何かおかしいので手動で「Windows update」を実行したところ、直ぐにエラーコード「8007000E」が表示されアップデート出来ません。調べた所、最低1ヶ月に1回はアップデートしていかないと置いて行かれてしまうようです。 更新プログラム KB3050265 対策は先に更新プログラム「KB3050265」だけを入れる。 Download Windows 7 用更新プログラム (KB3050265) from Official Microsoft Download Center https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=47352 「日本語」を選び「ダウンロード」クリック 保存された「Windows6.1-KB3050265-x86.msu」2.60MBをダブルクリック インストールが終わったら再起動しましょう。 重要な更新プログラムの検索には時間が掛かる 「Windows update」でエラーは出なくなりましたが、20分間メーターが回った状態で、うんともすんとも言いません。「KB3050265」では直らなかった可能性があり、一端止めて再起動しました。再び「Windows update」を実行するも無理です。 そこで調べると、アップデートしなかった期間が長ければ長いほど時間が掛かり、1年放置で30~40分要したという情報もありますので、そのままにしておきます。 1時間で検索が終わり「重要な更新プログラムは160個」でした。 インストールに1時間要しました。一度再起動して残りを入れます。 新しいプログラムを入れると、その修正プログラムやバージョンアップがされますので、何度か再起動し減らしていきます。最後の一個は「Skype」なので放置。 自分のPCでは邪魔な「Windows 10 を入手する」が今は恋しいという。表示されるようになりました。 □ Windows 10へのアップグレード やっとWindows 10への無償アップグレードが可能となりました。 「今すぐアップグレード」をクリック Windows 10 のダウンロード ダウンロードの容量は2.255.7MBと時間が掛かります。 こんなに少ない訳がありませんので、最初の一部分でしょう。 PCをチェック Windows 10 がインストール可能かチェックします。 「PC をチェック」をクリック。 規約に同意 内容が米国在住向けで紛争に対する事と、日本の一般市民には関係ありませんね。 互換性の無いアプリケーションをアンインストール 拒否されたのは「DAEMON Tools」のみと助かりました。これは有名な仮想ドライブの無料ソフトです。叔父のPCはネットに繋がっておらず、BD-ROMも搭載されてませんので、叔父の家へセットアップに行く場合は、USBメモリにISO化させ入れて行くので、その残骸です。 Windows 10 セットアップ準備完了 「アンインストールして実行」をしても出来ず個人で消してくださいとの事。「ccleaner」でも「アプリケーションの追加と削除」にも出て来ません。スタートメニューにも入って無く、「Program Files」から「DAEMON Tools」を探し「uninst.exe」を実行しました。 続く |